今日の見出し(2018.05.04)

オルバーン首相は、「リベラル民主主義」ではなく「キリスト教民主主義」を造り上げると発言。(国営ラジオ局Kossuth Radioによる隔週インタビュー)

これまでは「非リベラル民主主義」を唱え、批判を浴びていましたが、これを「キリスト教民主主義」に替えていくと予想されます。

また、欧州委の発表したEU次期中期予算案(2021-2027年)については、「1ユーロセントたりとも移民に使われるべきではない」と言及。今後の交渉は長引くだろうとする一方で、採択には全加盟国の支持が必要のため、ハンガリーが支持しない限り予算もない、と述べました。

基本法改正については、最後の最後まで移民受け入れを強制されないよう改正するのは、「倫理的義務」としました。

来週8日(火)は選挙後初の国会召集となります。前日18時から国会議事堂前のコシュット広場およびその周辺は閉鎖に。野党Jobbikは鉄柵の撤去をすると宣言しています。また8日18時からは反政府デモ「我々こそが多数派!」第3弾が開催予定。

経済では、昨日の国家経済省の経済収斂プログラム(2018-2022年)、欧州委員会の春季経済見通しの続報を掲載しています。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相: 「リベラル民主主義」でなく「キリスト教民主主義」に
・副首相、3人体制に   首相直轄新組織も
・野党Jobbik、国会前広場の鉄柵撤去を宣言

=経済・金融・産業=
・政府: 2018-22年は成長率4%台見込む (経済収斂プログラム 続報)
・欧州委・春季経済予測 (続報) ハンガリー経済成長、19年は3.2%へ鈍化
・ハンガリー商工会議所会頭: いずれはロボット税も必要
・マートラ発電所: メーサーロシュ氏の買収完了

=経済指標=
・小売統計 (3月速報)   前年比+8.5% 伸び率上昇
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