今日の見出し(2018.05.18)

オルバーン第4次内閣が正式に発足。首相を含め大臣は14人。(うち、副首相兼人は3人、また無任所大臣3人)

オルバーン首相は、今後は「我々が欧州の未来」と繰り返しました。

来年度予算法案は、例年通り6月中旬に国会提出見込み。ただし月内の成立は間に合わず、7月に特別国会を召集する方向。

世界ユダヤ人会議のローダー総裁に対し、オルバーン首相は自ら抗議書簡を送付。ローダー総裁がソロス氏創立オープンソサエティ財団のベルリン移転で懸念するコメントをしたため。

本日の配信 

=内政・外交=
・ オルバーン第4次内閣が発足  「我々こそが欧州の未来」
・ 来年度予算は7月特別国会で
・ スィーヤールトー氏、5月末に米国務長官と会談の見込み
・ 「対話」の国会内会派、消滅へ
・ オルバーン首相、世界ユダヤ人会議総裁に抗議文書

=経済・金融・産業=
・ 自動車部品Hydro、セーケシュフェヘールヴァール市にアルミ加工工場
・パクシュ原発・新原子炉の建設は19年末にも開始

=小話交差点=
ミーアキャット死亡事件で大騒ぎ
小学5年生の男の子が動物園でミーアキャットを投げつけ死亡させた事件が、ここ数日、騒ぎになっています。

事件は13日、ケチケメート野外動物園で発生。遠足で来ていた小学生のグループのうち、男児が禁止されているにもかかわらずミーアキャット(名前はザラ、メス)を棒でつつきだしました。そして、ザラが男児の手に咬みついたため、男児は驚きザラを土に叩きつけ。その結果、ザラはほぼ即死。

その後の解剖で2匹の子どもを身ごもっていたことも明らかになりました。動物園には随所に手を出すことは禁止という標識がありました。また、口頭でも促されていたとのこと。

事件発生直後、トコヴィチ・タマーシュ園長は20メートル離れた事務所から走り、心臓マッサージ、人工呼吸などで蘇生を試みるも叶わず。

園長は、自らがザラを子供時代から事務所内で育てているため思入れが深く。失意の中で、Facebookに「一緒にテレビを観るほどだった」とするなど、大変パーソナルな記事を投稿。この投稿が大きな話題になりました。

園長は、その投稿の中で、「園内のルールをわかっていないのか、それとも自分は何でもできるという勘違いなのか・・・それはわからない」としていました。

また、引率教員や保護者は謝罪したものの、男児がザラを撫でようとして近づいたのではなく、もともと棒でつついていじめようとしていたため、言葉にならないほどの悲しみに襲われていると国内メディアにコメント。

園内のミーアキャットは通常、それほど攻撃的ではないものの、ザラは妊娠中だったため警戒心が強かったと言われています。

その後、ネットでは、男児を批判するコメントが殺到。中には男児こそザラと同じ運命となるべきだ、ライオンに咬まれればいいのに、とする過激なものまで。

園長はまた後日、男児になにか罰を加えるべきではなく、誰もが今回の事件から学ばなければならないと述べました。

一方、男児の父は、息子の間違いを認めつつも、ミーアキャットの飼育場所すべてを囲いきっていない動物園側の責任にも言及。他の子も手を出していたが、たまたま自分の息子だけ少し出し過ぎ咬まれたとしました。また、事件発生時、男児が泣いているのに園長は怒鳴りつけた、そのためタクシーで病院に連れて行かなければならなかったなどと述べました。

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