2018年

今日の見出し(2018.12.06)

政府は、「中欧報道メディア財団」下に政権寄りメディアを集約させる案件を、「国家の重要事業」と指定。この指定をすると、メディア監督局や経済競争庁(GVH)による審査を受けずに実現することに。

今日の見出し(2018.12.05)

ハンガリーの経済成長率が、96年以来最大に。中央統計局が本日発表した7-9月期GDP(詳報)によると、前年比は5.2%増(調整値)。速報から0.2ポイント上方修正しました。前期比も1.3%増と、0.1ポイント上方修正。サービスが速報よりも良い値となったため。

今日の見出し(2018.12.04)

ウィーン市は、CEU(セントラル・ヨーロピアン大学)の米教育課程の移転を歓迎と発表。 ハンガリー政府は、CEUのハンガリー教育課程は残ることを強調し、「ソロスの政治的はったり」と繰り返し主張。

今日の見出し(2018.12.03)

CEU(セントラル・ヨーロピアン大学)が本日、ウィーンへ米教育制度下の課程をウィーンに移管すると正式に発表。ハンガリー政府が予想通り、CEU登記先のニューヨーク州と同大学の運営に関する協定に署名しなかったため(政府は逆に、高等教育法に沿ってCEUが米国で教育活動を行っていないため、協定に署名できる状態ではないと主張)

今日の見出し(2018.11.30)

ブダペスト市公共交通BKVでの自動改札システム・ICカードの導入は、また遅れることに。入札からやり直しになる見通しです。
BKVなど管理する市の交通統括会社BKKは、2014年にシステム整備を受注していた独企業との契約を破棄。ブダペスト市は本日、BKKのトップも更迭しました。

今日の見出し(2018.11.29)

欧州議会は本日、ハンガリーに対して、政治亡命を認めたマケドニアのグルエフスキ元首相を本国に送還する要請が含まれた報告書を採択しました。賛成470票、反対116票、保留46票。

今日の見出し(2018.11.28)

政権寄りメディアの再編が一気に進み、一極集中が図られています。これまで、数人のキーパーソンの下でバラバラとなっていた各媒体を、オルバーン首相と緊密な実業家メーサーロシュ氏が直接・間接的に買収。その後、「財団」に寄付するという手法。(「寄付」というのは過去に例を見ない手法)

今日の見出し(2018.11.27)

何かとスキャンダルが絶えないハンガリー。今度は、ハンガリー当局が拘束していたロシア人武器密売親子を、NATO同盟国の米国の送還要請を聞き入れず、ロシアに送還していたというニュース。これは米麻薬取締局が仕掛けたおとり捜査でした。在ハンガリー米国大使館は本日、ハンガリー側の米との協力へのコミットが疑われるとコメント。

今日の見出し(2018.11.26)

欧州連合(EU)は25日、ブリュッセルで臨時首脳会議を開催し、英国とのEU離脱(ブレグジット)合意案を承認。これを受けて、オルバーン首相は記者団らに対し、「真のブラックサンデー」としました。
英国離脱が防げなかった責任は、欧州指導者らにもあると言及。指導者らが選んだ欧州委員会委員長(ユンケル氏)の失策によるものとしました。

今日の見出し(2018.11.23)

オルバーン首相は本日、グルエフスキ・元マケドニア首相の政治亡命に関して、初めて公に説明。
亡命申請者に対しては、相応の敬意を払い審査を行うべきであるが、審査の結果の判断は移民局がするのであり、政府が関与することではないと線を引きました。

今日の見出し(2018.11.22)

ハンガリー政府は、グルエフスキ・マケドニア元首相は政治亡命が認められたのであり、迫害を受けた本国に送還することはできないという立場。司法大臣が述べました。

今日の見出し(2018.11.21)

ハンガリーがマケドニアのグルエフスキー元首相の政治亡命を認めたことから、本日は関連ニュースがますます多くなっています。
グルエフスキ氏は、首相時代の汚職で2年の禁固刑という実刑判決が下っていたものの、裁判自体が公正さに欠けたと主張。母国では迫害されるとしています。その主張を、ハンガリー移民局が認めたことになります。

今日の見出し(2018.11.20)

マケドニアのグルエフスキ元首相は20日夕方、自身のFacebookで、ハンガリーで政治亡命申請が認められたことを明らかにしました。

今日の見出し(2018.11.19)

マケドニアのグルエフスキー元首相問題では、ハンガリー政府はあくまでもマケドニアからの出国自体は助けていないというスタンスの模様。 ドイツやアルバニアのメディアが報じているアルバニアからのルート(アルバニア、モンテネグロ、セルビア各国のハンガリー大使館が公用車で移送)については否定も肯定もしていません。