2019年3月

今日の見出し(2019.3.08)

オルバーン首相は、欧州議会会派EPP(欧州人民党グループ)一部からFidesz排除要求が高まっていることについて、残留か離脱か決めるのはFidesz自身で、多くのオプションがあると発言。EPP外に出るとすれば、まずはポーランド「法と正義」のカチンスキ党首と協議すると述べました。国営ラジオ局Kossuthによる隔週インタビュー番組で。

今日の見出し(2019.3.07)

反ユンケル看板は、15 日からは「 7 項目の家族政策」宣伝看板に。グヤーシュ首相府相が 7 日の定例記者会見で明らかにしました。オルバーン首相は、ユンケル氏の後はティママンス欧州副委員長の巨大ポスターになると述べていました。
韓国系タイヤメーカー Hankook では、経営側が昨日、一方的に賃上げ 13.6 %を発表したことに対して、 労組連合は不満を表明。新たなストもありうるとしています。

今日の見出し(2019.3.06)

ウェーバー氏(欧州議会最大会派EPPからの欧州委員長候補)は、Fideszに対し、EPPに残るならば次の3点が必要としました。
1. 現在の反ブリュッセルキャンペーンの即時中止
2. EPPメンバーへの謝罪
3. CEU問題の解決
経済では、Hankook経営陣が一方的に2019年の13.6%賃上げを発表。労組と合意したわけではありません。

今日の見出し(2019.3.05)

欧州議会最大会派EPP(欧州人民党グループ)では、ハンガリー与党Fideszの排除/資格停止を正式提案、提案を支持は本日13政党に。
英高級経済紙The Financial Timesも本日、これについて取り上げています。オルバーン首相については、「これまで、リベラル民主主義に対抗し、自らを批判する者らを不意打ちし前進、しかし批判が大きくなれば半歩下がって譲歩する」という彼が言うところの「クジャクのダンス」という名の政治的な芸術フォームを築き上げてきたが、今回は行き過ぎたかもしれないと言及。

今日の見出し(2019.3.04)

オルバーン首相は、欧州議会最大会派EPP(欧州人民党グループ)から、Fideszを排除しようとするのは、ライバルに利をもたらす「役に立つ馬鹿」と発言。ドイツの新聞によるインタビューで。
その間、Fideszを排除しようとするEPPメンバーは増えて、10政党に。3月20日のEPP首脳会議で議題にする可能性が増大しています。

今日の見出し(2019.3.1)

欧州議会の最大会派 EPP のうち、4 つの政党が Fidesz の資格停止か排除を求める文書を、ジョゼフ・ドール議長(代表)に送付しました。本日は、GDP(1 8年第 4 四半期、通年)の詳報が発表になりました。速報から若干上方修正となり、通年では 4.9 %(未調整値)。季節・暦調整値は5.0%となりました。

今日の見出し(2019.2.28)

欧州委員会は本日、政府の最新広報キャンペーンに正式に反論する文書を改めて発表。欧州委員会が加盟国に対してこのような措置をとるのは極めて異例なこと。欧州委員会による、「ハンガリー国別勧告書」では、好調な経済成長など評価する一方で、景気循環ではピークに達しつつあること、また生産性が改善していないことなどを指摘。