今日の見出し(2019.12.11)

国会は、本日が年内最後だったため、いくつもの法案が成立しました。

そのひとつは、劇場経営や文化に関する関連法改正案。月曜に提出されてあっという間に採択となりました。

また、被用者負担の社会保険料の項目統合や、国家医療保険の給付差し止め厳格化なども。

ブダペスト市議会は本日、市内在住で正規の求職登録者については公共交通機関(BKK)の利用を無料にする条例案を採択。案は、カラーチョニ市長が提出していました。

昨日のハンガリーの法支配に関するEU担当閣僚のヒアリング会合で、出席していたコヴァ―チ報道官が会合の模様を、一部画像入りで大量にライブツィ―トしたことが波紋を呼んでいます。(会合は非公開)

ツィ―トは、このプロセスがいかに馬鹿げていることか、という批判で満ちていました。米投機家ソロス氏が背後で操る「ソロス・オーケストラ」であること、彼らが事実は無視して政治的な動きをしていることなどが綴られました。

=内政・外交=
・ 国会、劇場経営、文化に関する法案を可決
・ ブダペスト市議会、求職登録者の公共交通機関利用を無料に
・ コヴァ―チ政府報道官、EU非公開会合から大量ライブツィ―ト

=経済・金融・産業=
・ 社会保険料項目は統合へ 国会が採択
・ 国会、祖父母向け育児手当法案を可決 条件は厳しく
・ ハンガリー国立銀行、王宮地域の不動産で不可解な取引
・ 政権に近い4iG、Magyar Telekom子会社買収を断念
・ 仏水処理大手Suez、オロスラーニ市で追加投資
・ カーシェアMOL LIMO、Mercedes CLA20台調達

=小話交差点=

聖イシュトヴァ―ン前のクリスマス市、欧州人気1位に

ブダペスト市内の聖イシュトヴァ―ン大聖堂(Szent István Bazilika)前のクリスマスマーケットが、旅行ポータルEurope Best Destinationsのネット投票で1位になりました。

世界116か国から289,741人が投票。本年は、欧州24都市のクリスマス市が対象でした。ブダペストは、39,448票を獲得。

また、エコなコップやカトラリーの使用も評価され、「ベスト・エコフレンドリーなクリスマスマーケット」のタイトルも獲得しました。

オルバーン首相も自身のFacebookで「おめでとう!」としました。

国内グーグル検索ランキング(2019年)

グーグルは11日、世界74か国における検索ランキングを発表。ハンガリー国内での昨年比急上昇トレンドワードは、10月に行われた『地方選挙』でした。

2位は『アンディ・ヴァイナ』(元ハリウッド映画プロデューサーで政府コミッショナー。本年急逝)。3位は『ノートルダム』でした。

スポーツ部門の第1位は、『女子 ハンドボール世界選手権』(現在、熊本で行われています。ハンガリー代表は14位で終了)。2位、3位のサッカー試合『ハンガリー・ウルグアイ』、『ハンガリー。スロバキア』を抑えて1位になったのは、世界選手権の組み合わせや日程確認などの検索が多かったからと考えられます。

スマホ部門では、1位は『iPhone 11』でしたが、2位はHuawei P30、3位は『Samsung Galaxy S10』。 10位以内に、Huawei機種は5種も入っています。一方iPhoneは3機種、Samsungが2機種でした。

料理レシピでは、1位が『鶏むね肉レシピ』。2位は『クマネギ レシピ』。クマネギ(medvehagyma)は、行者ニンニクともいわれます。「ハンガリー暮らしの健康手帖」にて、過去に記事をアップしています。(こちらから)3位は『ティラミス レシピ』。
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