今日の見出し(2020.02.14)

オルバーン首相は16日(日)にブダペスト市内1区Várkert Bazár(王宮地域のふもと)で、毎年恒例の年頭演説を行います。

昨今の国内外の情勢を評価し、今後の見通しや課題を述べるとともに、家族政策の追加措置や、景気下支え策が発表される見込みです。

欧州議会の4会派代表は、次期EU中期予算でEU補助金と加盟国の法支配状況をリンクさせる新メカニズムの導入などを要請する書簡を、ミシェルEU大統領に送付。Fideszが所属するEPPのウェーバー代表も署名しました。

NATO外交官らが、ハンガリー外務省に対して、NATOとウクライナの協力を2国間の問題で阻止しないよう要請していたことが明らかに。

野党議員らが18年に公共メディアMTVA本社屋に立ち入り、警備員に強制排除になった件につき、首都裁判所は第一審を支持。野党側が勝訴したことに。この判決について、政権寄りメディアは「完全スルー」状態でした。

アーデル大統領は本日、バチカンを訪れ、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王と会談。

国際聖体大会(International Eucharistic Congress、IEC)が本年9月にブダペストで開催されるのを機に、ハンガリー訪問に招待しました。IECは、カトリック教会が4年毎に開催する大会で、おもにイエス・キリストの聖体を研究します。

GDP(10-12月期)は、4.5%(未調整値)、4.6%(暦・季節調整後)。通年では4.9%。鈍化は示されたものの、予想を上回る伸び率となりました。

ヴァルガ財務相は、2020年の成長率見通しを3.5%に下方修正したと発表。新型肺炎の影響などを理由に挙げました。ただ、今までの見通し(昨年6月に発表)が4%と楽観的過ぎたため、政府による下方修正も市場には特に影響は与えていないようです。

フォリントは、本日のGDP第4四半期の値が予想以上に良かったことが追い風となり、主要通貨に対して引き続き上昇しました。

=内政・外交=
・EPPら欧州議会4会派、EU補助金と法支配紐づけ要請
・NATO外交官ら、ハンガリーにウクライナ阻止をしないよう要請
・野党、MTVA入館巡る裁判で勝訴
・政府、ルワンダに5000万ドル紐付き借款

=経済・金融・産業=
・政府、20年成長率予測を3.5%に下方修正  新型肺炎などの影響で
・外相: アゼルバイジャンから3年後には天然ガス

=経済指標=
・GDP伸び率(10-12月期 速報): 4.5%増 (未調整値)、通年では4.9%増

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