2020年3月

今日の見出し(2020.03.11)

政府は11日、国内全土に非常事態宣言を行うと発表。(ハンガリー国内の感染確認数は現在、13人)ヴァルガ財務相は、ハンガリー経済の本年の成長率は、マイナス0.3%~プラス3.7%までありうる、と発言。(政府の公式見通しは3.5%)マトルチ・ハンガリー国立銀行総裁は、2030年までに所得がEU平均とほぼ肩を並べるためには、EU平均成長率を3%上回る必要があると述べました。

今日の見出し(2020.03.10)

新たな3人はいずれもイラン人留学生(センメルヴェイス大学)で、最初に確認された留学生(同大学)と接触がありました。12人の内訳:イラン人8人、 英国人1、ハンガリー人3。オルバーン首相は、コロナウィルスによる各産業への影響を見て、景気対策を5月以降取りまとめる方針を発表。ただし、全産業向けではなく、痛手を受けている産業の支援に絞った措置にするとしました。

今日の見出し(2020.03.09)

コロナウィルスの政府対策本部の本日の記者会見では、病院で検疫下に置かれるイラン人留学生一部が引き続き協力的ではないとしました。その場合、検疫期間の延長もありうる他、検疫期間終了後、在留資格取り下げもありうると警告しました。ミシェルEU大統領は、今般の状況を鑑み、臨時首脳会合(ビデオ会議)を行うとTwitterで発表。Reuters通信によれば、明日にも行われます。

今日の見出し(2020.03.06)

新型コロナ関連では、ブダペスト市内で6日~8日に行われるフェンシング・グランプリ大会が無観客試合に。ハンガリーフェンシング協会が6日、発表。政府は、大量の難民移民流入による「緊急事態宣言」を6か月再延長し、2020年9月6日までとする旨、決定。2015年秋以来、半年毎に延長しています。Audi Hungariaの経営側は5日、第4次回答を労組に提示。

今日の見出し(2020.03.05)

新型コロナ関連では、政府が正午に対策本部会合を開催。会合後の記者会見ではオルバーン首相がまず話し、現状及び政府の対応方針と国民への要請、当局として対応、対策本部各メンバーの紹介(役割)など説明。欧州司法裁判所の法務官が、「反CEU法」と呼ばれる改正高等教育法はEU法に抵触すると判断。

今日の見出し(2020.03.04)

新型コロナ関連では、ブダペストに滞在し、その後プラハで症状が出た女子学生らの足取りがよりはっきりと。2日間の滞在中にはセーチェーニ温泉にも入っていたことが明らかに。Mercedes-Benz Manufacturing Hungaryが、ハンガリー国立銀行による「成長のための社債購入スキーム」を通して、400億フォリントの資金調達に。

今日の見出し(2020.03.03)

新型コロナ関連では、渡航先のチェコ・プラハで感染が確認された2人の女子学生(アメリカ人、エクアドル人)が、その前にブダペストを訪問していたことが明らかに。チェコ当局が発表し、オーストリア、ハンガリー当局にも伝達済みとしました。チェコ当局は2人の足取りを追い、接触があったチェコ人約20人を検疫下に置きました。また、滞在していたプラハのAirBnBのアパートは1週間閉鎖に。

今日の見出し(2020.03.02)

ハンガリー政府は、不法移民と新型コロナウィルスは関連性があるとし、国境地点のトランジットゾーンでの新たな受け入れを無期限で停止に。欧州専門ニュースサイト(英語)Politico.euが、公共メディアの内部Eメールのスクリーンショットを複数入手し、自己検閲が行われている実態を報道。スウェーデンの環境活動家トゥーンベリさんについても、事前に「上層部」の承認が必要なことが明らかに。

今日の見出し(2020.02.28)

オルバーン首相は定例ラジオインタビューで、人々の関心は新型コロナウィルスに向いているが、移民流入問題は歴史的に直面する課題と念押し。新型コロナ関連では、ハンガリーでは確認された例はまだありません。ブダペスト・リストフェレンツ空港では、イランからの旅行者(シェンゲン圏外から到着) もサーマルカメラで熱のチェックをすると発表。