2020年4月

今日の見出し(2020.04.07)

パルコヴィチ革新技術相が本日11時から臨時記者会見し、経済対策第2弾の詳細一部を明らかに。注目すべきは、労働時間短縮の際の国による給与補填や、租税制度の柔軟運用。一方、ハンガリー国立銀行は、本日、予想外に利下げに踏み切りました。同時に、マトルチ総裁は臨時でオンライン記者会見を行い、3兆Ft規模の資金を経済に注入する一連の措置を発表。その中には、国債購入プログラムの開始も。

今日の見出し(2020.04.06)

オルバーン首相は本日正午、経済対策第2弾の骨子を発表。(政令は本日中に官報で公告)第2段階は、「失われた数の雇用と同じ数の雇用を生み出す」のが目標で、5つの柱(プログラム)から成ります。首相は、各柱について、目玉措置を1つずつあげました。雇用維持では、政府の一部給与補償も。首相によると、経済対策は第1~第3段階まで、規模は合計GDP18~20%になるとのこと。

今日の見出し(2020.04.03)

オルバーン首相は、7日(来週火曜)に過去最大の経済対策を発表すると発言。4つのパートから成り、雇用維持、雇用創出が含まれます。また、現在の外出制限令(10日24時に失効)については、延長するかどうか8日(来週水曜)に決定するとしました。製造業者の生産を巡っては、デンソー子会社が来週月曜から限定的に再開することを明らかに。一方アウディ子会社は休止を2週間延長。

今日の見出し(2020.04.02)

政府(つまりオルバーン首相)に日数期限なしの大きな権限を付与したコロナ対応法に関して、ますます懸念や批判が高まっています。昨日はEU13か国が外交声明を発出し懸念表明(ハンガリーのことを名指ししているわけではないものの、明らか)また、欧州議会の最大会派EPPでは、13の政党がFideszの除名を要請。(Fideszは現在、EPPで資格停止中)

今日の見出し(2020.04.01)

政府対策本部は、増加はしつつも爆発的なっていないことについて、これまでの制限措置、最新の外出制限が奏功しているようだと評価。人々が他人との接触を極力避けているため、現在の感染数増加は、濃厚接触者間のようであるとしました。3月の製造業信頼感指数(PMI)は29.1と、2月の50.3から垂直降下。これほどの深い落ち込みとなったのは、国内で1995年からPMIが集計されるようになって以来のこと。

今日の見出し(2020.03.31)

新型コロナウィルスでは、感染確認数は492人に。昨日から45人増加。政府対策本部は、市民への正確な情報提供のため、今後、次の2つのデータを公表すると発表。1) 死者データ(年齢、性別、基礎疾患の有無、あった場合はその種類)2) 県別データ。ハンガリー商工会議所(MKIK)が2~4兆フォリント規模の経済対策を政府に提案。