今日の見出し(2020.12.04)

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国内 新型コロナ感染状況( 4日 )
《 》内は前日比

新規6212 (感染累計238,056)
(抗原検査結果含む)
死亡189 ➞過去最多 (累計5513)

現在感染者 164,018《+5513》
入院7812《+119》 うち呼吸器639《-24》

検査数 18479

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過去7日間

新規陽性確認:合計39,616人(平均5,659人/日)
死者:合計1149人(平均164人/日)

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新規感染者数は6000人台。
死亡者は再び過去最多記録を更新。

オルバーン首相は、クリスマス、大晦日向けの特別措置、および11日以降の措置については、来週月曜(7日)に発表するとしました。ただし今朝のラジオインタビューでは、これまでの協議した専門家らは皆、すべての措置の大きな緩和には強く反対しているとのこと。

EU予算配分と「法の支配」の結び付けについて、ポーランドのゴウィン副首相が昨晩、「解釈宣言」を付与したら拒否は取り下げる用意があると発言。両国首脳は数日の間に2回も対面で協議し、がっちり手を組み拒否することを確認、声明まで発出していたため、驚きをもって報じられました。(オルバーン氏のFacebookページのコメントの中には、「V1が誕生した」と痛烈な皮肉コメントも。V4=ヴィシェグラード4か国でいつも連帯と掲げていたのが結局独りになったということから)

これに対してオルバーン首相は今朝のラジオインタビューで、結び付けには拒否し続けると強調。また、2国間の声明には、それぞれの国を代表して首相が署名したことも繰り返しました。

その後、ポーランド政府報道官はこれまでのポジションから変更ないことを表明。ポーランド連立与党間で足並みが乱れている様子です。(ゴウィン副首相は少数連立与党党首。)

スィーヤールト―外務貿易相は昨日はパリへ。仏系Schneider Electricの追加投資を発表するとともに、PSAグループ幹部とも会談(ハンガリーには同グループ傘下Opelのエンジン工場がある)。

夜にはトンボ帰りし、本日は朝からブダペストの本省でAudi, Bosch, Mercedes幹部と会合(内容は不明)。その後、ハンガリー西部の3か所を訪問、それぞれで追加投資事業および国からの補助金を発表しました。

そのうち1社は日系TDKハンガリー。これらの事業は、外務貿易省と投資促進庁がコロナ第1波時の春に開始した「競争力改善の投資事業に対する支援」を利用したもの。

春の時点では、大臣が数社の代表者を呼び、目録を渡すだけのセレモニーおよび記者会見も多かったものの、現在は直接企業を訪問しアピールする形が多くなっています。現場第一主義のオルバーン首相の意向を汲んでいると同時に、政権の広報戦略と考えられます。(訪問の様子はすべて大臣のFacebookでアップされています。)

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● オルバーン首相: 7日にクリスマス・年末は特別緩和措置を発表

=内政・外交=
● オルバーン首相、EU予算と法の支配結び付け拒否続ける
ポーランド副首相の拒否取り下げ発言で (ポーランド政府報道官はその後否定)
● ドイチェ欧州議員、欧州議会EPP向けに釈明の書簡  排除要求は不当で無責任と主張

=経済・金融・産業=

● 日系車載用電解コンデンサー製造TDK Hungary、41億Ftの投資発表
● 独系ガラス製造Schott Hungary、135億Ftの追加投資発表  コロナ予防ワクチン用アンプルも
● 韓国系鋼線メーカーKiswire、5.6億Ft投資を発表
● 仏系Schneider Electric、45億Ft追加投資
● 仏系Veolia、ブダペスト地域熱供給発電所を買収

=経済指標=
● 鉱工業生産(10月速報) 前年比0.6%増(未調整値)、2.7%増(営業日調整後)
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