2020年

今日の見出し(2020.02.07)

セルビアとの国境検問所前に、6日夕から数百人の難民移民が押し寄せました。これだけの人数は2015年の移民難民ショック以来。人材省がまとめた新たな教育課程(NAT)への反対が広がっています。特に、国語と歴史が問題視されています。フォリントは本日10時過ぎ、1EUR=339.26Ftと、過去最安値を更新。15時現在は338Ft台後半での取引になっています。

今日の見出し(2020.02.06)

スィーヤールト―外務貿易相は5日、米ワシントンでクシュナー大統領上級顧問と会談し、トランプ大統領の新中東和平案を高く評価。オルバーン首相は、欧州議会会派EPPにおいては、リベラルに傾く動きに「反革命」を試みていると発言。Audiハンガリーの賃金交渉で、経営側の第一次回答が明らかに。ブリヂストンのタタバーニャ工場が、Mercedes-BenzにOEM供給を開始。

今日の見出し(2020.02.05)

横浜港沖に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、ハンガリー国籍3人が乗員として働いていたことが明らかに。オルバーン首相はイタリアで、コンテ首相以外にも、メローニ氏、ベルルスコーニ氏、サルヴィーニ氏と精力的に懇談。ヴァルガ財務相が明らかにした地方事業税の内容見直しについて、ブダウルシュ市長が反発。「自治体からさらに自治権とカネを奪うもの」と批判。

今日の見出し(2020.02.04)

ペシュト南部病院によると、週末に湖北省から帰国したハンガリー人7人は、そのベルギー人と同じ飛行機に乗っていましたが、全員症状はなく、またウィルス検査でも陰性でした。ヴァルガ財務相は、企業の負担を軽減するため、地方事業税の内容見直し、簡素化を提案。次回の閣議で提示し、今年中に法改正、来年1月からの施行を目指すとしました。

今日の見出し(2020.02.03)

オルバーン首相は本日、ブリュッセルを訪問。フォンデアライエン欧州委員長やミシェルEU大統領(欧州理事会議長)と懇談。湖北省に滞在していたハンガリー人8人のうち、希望者7人が帰国。1月の新車乗用車販売台数では、ブランド別でトヨタが首位に。トヨタブランドが首位になったのは、おそらく過去初めてのこと。

今日の見出し(2020.01.31)

上海航空は、ブダペストと成都、西安を結ぶ便の欠航を決定。上海便は通常通りの運航。オルバーン首相が、定例のラジオインタビュー。不法移民、新型コロナウィルス、「刑務所ビジネス」、分離教育を受けたロマへの賠償について話しました。目新しいことや政策の転換を示す発言はなく、これまでの考えを繰り返しが中心。賃金統計では、11月は平均40.3万Ft(前年同月比13.9%増)と、初めて40万Ft超えに。

今日の見出し(2020.01.30)

新型コロナウイルスの予防措置の一環で、ブダペストと中国を結ぶ飛行機の便は、数日内に欠航になる可能性があるとのこと。現在、週に13便あります。グヤーシュ首相府相が本日の定例会見で明らかにしました。Audi ハンガリーでは今日から、本年4月以降の賃金等について労使交渉が開始に。本日は、労組(AHFSz)側の要求を説明。2月6日にも経営側から最初の提案が明らかにされる見通しです。

今日の見出し(2020.01.29)

ハンガリー国内では、インフルエンザの患者数が急上昇。ブダペスト市議会が、カラーチョニ市長の提案していた鎖橋など改修事業の見直しを承認。ブルーカラー賃金が急上昇を続けています。また、本日の雇用統計によれば、失業率(9-12月期)は3.3%に低下。しかし、B労組連合トップによると、製造業では人手不足から、新規採用凍結、雇い止めに変化しています。

今日の見出し(2020.01.28)

国内では、NokiaやSamsung SDIが、中国から戻った出張者は自宅待機にするなど、自主的な予防措置を講じると発表。また、センメルヴェイス医科大学(ブダペスト市)は中国人留学生に対してアンケート調査をすると発表。本日朝5時半ごろ、セルビアとの国境に設置されるルスケ検問所で、60人くらいの集団が越境を試みました。これを受け、政府はただちに関係者で臨時会合を招集。

今日の見出し(2020.01.27)

中国で感染が拡大する新型コロナウイルスについて、ハンガリー政府は、26日現在、国内では感染例はまだ報告されていないとしています。(欧州ではフランスで感染例の報告がありました。)フォリントが低下を続けています。市場では15時59分に、1ユーロ=338.74 Ftとなり、対ユーロで過去最低を更新。

今日の見出し(2020.01.24)

英The Economistの調査研究部門(EIU)の民主主義指数2019年によると、ハンガリーは「欠陥のある民主主義」で、成熟度は55位。人口動態(1-11月)によると、出生数よりも死亡数が引き続き多いため、自然人口減少数は3.7万人近くに(前年同期比0.9増)。ただし、 婚姻数は6.2万組近くと、前年同期から27%以上伸びました。

今日の見出し(2020.01.23)

ハンガリーの腐敗認識度は引き続き悪化傾向にあります。トランスパレンシー・インターナショナル (TI) の2019年版「腐敗認識指数(CPI)」では、ハンガリーは70位。政府が予告なしに自然史博物館をデブレツェン市に10年以内に移転させると決定。オランダ陸運当局(RDW)はスズキビターラなどディーゼルエンジン車について、欧州の排出基準を順守していないとし、改善を要求。

今日の見出し(2020.01.22)

欧州議会の最大会派EPPの賢人会議は、ハンガリー与党のFideszを資格停止のまま継続するようトゥスクEPP代表に提案した模様。ドイツ日刊紙FAZが報じました。3人の賢人の間で、Fideszの今後について、排除、資格復帰、中立で分かれたため。Fideszがこれまでの行いを改め、政治的方向を修正するまで資格停止を提案。

今日の見出し(2020.01.21)

ハンガリー政府は、EUの2050年排出ゼロ目標達成には原子力発電の推進が必要不可欠という立場で、ここ数か月、力強く旗を振っています。しかし、単に旗を振るだけではなく、本日は、外国人に奨学金を給付して原発専門家の育成プログラムを行うこと、ゆくゆくは「パクシ原子力アカデミー」を設立することを明らかにしました。