今日の見出し(2021.01.12)

新規感染者は、696人と、9月末以来の少なさとなりました。しかし検査数も8,223件と少なめだったことも背景にあると考えられます。死者数は128人と、再び100人を超えました。デンソー、アルパイン、ダイヤモンド電機のハンガリー子会社は、合計65億Ftの追加投資を行います。スィーヤールト―外務貿易相が本日、3社の代表者と会談し自身のFacebookで発表。

今日の見出し(2021.01.08)

オルバーン首相は現在の制限措置を2月1日まで延長すると発表。今朝の国営ラジオ局による定例インタビューでは、新型コロナワクチンがまだ少ししか到着しておらず、感染リスクもまだ大きいため延長は必要と説明。同時に、西欧諸国のように、その時その時の感染状況に応じて頻繁に措置を変えることはしないと表明しました。

今日の見出し(2021.01.07)

政府対策本部は、11日(月)以降も、高校のオンライン授業を続けるよう政府に提案(当初の計画では11日から対面授業再開のはずでした)。新型コロナワクチンは高齢者介護施設でも接種開始に。一方、昨日EU内での使用承認を得たモデルナ製は来週にも配布開始になる見込み。駐ハンガリー日本大使の大鷹正人(おおたか まさと)氏が、スィーヤールトー外務貿易相を表敬訪問。

今日の見出し(2021.01.06)

ムッレール主席医務官は、国内での制限措置は維持するのが妥当なようだと述べました。ファイザー・ビオンテック製の新型コロナワクチンの第3弾が5日、ハンガリーに到着。これにより計7.9万人分に。国内で接種した医療従事者は約2.1万人。また、接種希望者の登録も増え100万人超に。ハンガリー政府は本日0時より、英国(北アイルランド含む)からの旅客機受け入れを再開。

今日の見出し(2020.12.21-2021.01.04)

コロナワクチンの接種を勧める場合、また接種の優先順序が発表に。現在の一連のコロナ制限措置についてオルバーン首相は「(緩和)タイミングを誤ると第3波が発生しかねない」と慎重な考えを表明。ファイザーワクチンについては、「ハンガリー製と言っていい」と発言。ハンガリー人のカリコー・カタリン博士が大きな貢献をしたことから。

今日の見出し(2020.12.18)

国内での新型コロナワクチンの接種は今月27日か28日に開始見込み。まずは医療従事者3.5万人が対象になります。ハンガリー政府のコロナ禍での経済政策は、「守り」よりも「攻め」。企業の生産能力拡大などのための投資事業に、次から次へと補助金を注いでいます。その路線は来年1月、からさらに加速しそう。ヴァルガ財務相によると、EU次期7か年予算(2021-2027年)下での補助金入札は1月初旬にも開始、早ければ夏から給付も行います。

今日の見出し(2020.12.17)

年末年始の花火・爆竹禁止に関する政令が16日、官報で発表されました。違反者は罰金最大15万フォリント。国会は16日、ドローン飛行制限法案、受刑者への賠償金支払い法案など22本を1時間で採択。
欧州議会の最大会派EPP(欧州人民党グループ)は16日夜、ドイチェ・タマーシュ議員(Fidesz欧州議員団長)の会派メンバーとしての権利剥奪を決定。与党Fidesz・KDNPの政党支持率は、夏以来、低下傾向。

今日の見出し(2020.12.16)

政府対策本部によると、政府は、1月11日から高校(9年~12年)でも対面授業を再開させる計画です。現在は、オンライン授業になっています。ノヴァーク大臣(家族政策担当)が数日前に公開した出産奨励動画が、物議をかもしています。本日はドイツ・ミュンヘンを訪問しているスィーヤールト―大臣は、BMW会長らと協議。BMWはデブレツェン工場で、新型EVを生産すると決定したと発表しました。

今日の見出し(2020.12.15)

国会は本日、基本法改正案、選挙法改正案などの法案を成立させました。基本法は、「母は女、父は男」と明記することになります。欧州議会の最大会派EPP(欧州人民党グループ)は明日、ドイチェ欧州議員(与党Fidesz・KDNPの欧州議員団長)の除名提案について協議します。実際に除名について採決をするかどうかは未確定。仮に除名になった場合、Fideszの他の議員もEPPを離脱する見込みという情報もあります。

今日の見出し(2020.12.14)

Mercedes-Benzは本日、100%電気自動車(EV)を生産すると発表。投資総額は500億Ft (約180億円)。国からの無償補助金150億Ft。EQBの量産は2021年第4四半期からの見込み。韓国の日進(イルジン)マテリアルズ(Iljin Materials)は、38億Ftを投じてグッドゥルーにEVバッテリー用の銅箔工場を設立と発表。米俳優ジョージ・クルーニー氏が再び反オルバーン発言。

今日の見出し(2020.12.11)

欧州首脳らが昨晩、EU次期中期予算案とコロナ復興基金(合計1.8兆ユーロ)で合意したことを受け、オルバーン首相は「ハンガリーの国益を守った」、「常識が勝利した」など勝利宣言を行いました。一方で野党らは、EU次期7か年予算から「法の支配」結び付け規定が含まれること自体には変わりないため、オルバーン氏の勝利には当たらないという考え。

今日の見出し(2020.12.10)

グヤーシュ首相府相は本日の記者会見で、クリスマス時期の特別緩和措置については、21日に決定すると再確認。数日、もしくは1日のみの緩和がありうることを示唆しつつも、現在は感染拡大を防止することが最重要であると加えました。
一方、大晦日については制限措置を維持すると確認しました。つまり夜20時以降は外出禁止。また、10人超の集まりは禁止になります。また、本年は、年末の爆竹や花火の販売も禁止。