今週の見出し(2022年8月22日~8月31日分)

■パルコヴィチ大臣は、気象サービスの改革方針を表明。トップ2人解雇は花火開催前予報が原因ではないと発言 ■パクシュ2の第5原子炉、建設許可を取得。2030年運転開始目指す ■国立銀行、政策金利を11.75%に。再び100bp引上げで 過去18年最高水準。8月インフレは15~16%見通し、新たな流動性引き締め措置も発表。

今週の見出し(2022年8月15日~8月21日分)

■国、政権に近いIT会社とともにVodafone子会社を買収へ。IT分野でもハンガリー資本過半の実現に大きな前進 ■GDP 伸び率(4~6月期速報)は前期比 1.1%増、前年比では6.5%増 ■建国記念日の花火延期に 政権寄りメディアは気象予報士を批判 ■ 中国CATLの投資事業、国家戦略上の重要事業に指定。インフラ整備に880億Ft。

今週の見出し(2022年7月11日~7月17日分)

政府、「エネルギー非常事態宣言」を発表。■家庭向けの電気ガス減額料金は、平均消費量まで。平均超過分には電気は2倍、ガスは7倍の料金適用に。■国会、個人事業主向け簡易税制度KATAをスピード改正。条件の大幅厳格化で、多くは利用不可に。ブダペスト市内では連日抗議デモが開催されました。

今日の見出し ( 2022.05.24 )

■ オルバーン首相は24日夕方、国会で基本法改正案が採択されたことを受け、ウクライナでの戦争状況による非常事態宣言を早速発表。24日24時から。それにかかわる具体的な措置は、25日に発表とのこと。■ オルバーン首相は、来週の欧州理事会(EU首脳会議)で、ロシア産石油の禁輸提案に関しては協議しないよう、ミシェル欧州理事会議長に書簡で要請しました。欧州委員からハンガリーへの具体的な解決法が提示されていない、というのが理由。

今日の見出し ( 2022.05.17~22 )

■ EUのロシア産石油禁輸では、ハンガリー政府は、導入されたら「国の経済にとっては原爆と同じ」は断固拒絶のスタンスを表明。巨額の投資が必要になり、欧州委がそれに対して解決案を示さない限り応じないとしています。■ 一方で、ドイツ副首相など、ハンガリー抜きで禁輸をと提案する指導者も ■ブダペストで開催された保守派会合で、オルバーン首相は左派リベラルに勝つための12の「ハンガリーの処方箋」を紹介。

今日の見出し ( 2022.05.05~16 )

国会は本日午後、オルバーン氏を首相に再選出しました。オルバーン氏は宣誓後、戦争長期化が懸念される中、ハンガリー人、家族の安全を守ると強調。また、ハンガリー人としての誇りを鼓舞すると同時に、ヨーロッパの将来あるべき姿として、保守、キリスト教主義、愛国主義を挙げました。経済政策ではハンガリー国立銀行(中央銀行)とインフレ抑制で介入すると発言。具体的な措置について示唆することはありませんでしたが、こうした介入で9月頃には効果が見え始め、年末には許容範囲に安定していくという見通しを述べました。

今日の見出し ( 2022.05.04,05 )

欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は本日、対ロ追加制裁案を発表。その中で、ロシア産の原油に関しては6か月以内に供給を停止、石油精製品は年内に停止することを盛り込みました。しかしスィーヤールト―外相は本日、猶予措置があっても支持しないとこれまでの方針を堅持する構えを見せました。そのため採択にかけられれば拒否権を行使する見通し。

今日の見出し ( 2022.05.03 )

欧州委員会が対ロシア制裁第6弾で、ロシア産石油の禁輸を含めるという報道が昨日からあります。ただし、ロシア産石油への依存が高いハンガリーとスロバキアについいては、禁輸の「免除ないし長期の移行期間設定」とする可能性があるとのこと。これに対して、ハンガリー政府は制裁対象に石油を含めること自体「支持できない」と拒否し続ける方針を強調しています。