TAG ハンガリーコロナ

先週の見出し(2020.07.01~07.05)

先週は、国会が3日に2021年度予算法案を成立させました。その日は、使い捨てプラスチック禁止法案や、学校へ警察と類似の特別警備員を派遣する制度に関する法案なども一気に可決。
また、4校の医科大による、国内感染状況把握のための標本調査の最終結果が明らかに。調査実施時点(5月上旬)で既に過去に感染していた人は約5.6万人と推定されました。

今日の見出し(2020.06.23)

ハンガリー国立銀行(中央銀行)は本日、サプライズ利下げを決定。政策金利は15ベーシスポイント(bp)下がり、0.75%に。フォリントは一時期よりは回復していたものの、国立銀行の本日14時の発表を受け、再び低下。14時半現在、市場では1ユーロ=350フォリント台の取引となっています。政府、産後手当の割合100%に引き上げ 出産前より「得」に。

今日の見出し(2020.06.22)

国内最大で独立系のニュースサイトIndex.huが窮地に。編集スタッフら約100人が昨晩、同サイトの独立性が脅かされる外部圧力がかかっていると表明。政府は、煩雑な行政手続き簡素化のとりまとめなどを行う、「経済再生対策本部 (GOP)」を設立します。これにより、成長の阻害要因を取り除き、コロナ禍後の経済活動再生にはずみをつけるのが狙い。

今日の見出し(2020.06.16)

国会は本日、非常事態宣言を終了する法案を全会一致で可決。一方、その後のコロナ防疫・経済措置の維持(もしくは廃止)に関する法案は、与党のみが賛成票を投じて可決。野党が反対したのは、今後、政府が、公衆衛生当局トップの勧告を受け、新種の緊急宣言「公衆衛生の危機」を宣言できることなどが含まれるため。野党らは、実質的に、政府がまた同様の権限を持つことになると反発。

今日の見出し(2020.06.15)

国会は明日、非常事態宣言を終了する法案、およびその後のコロナ防疫・経済措置の維持(もしくは廃止)に関する法案を可決する見込み。高齢者向けの買い物時間(9時~12時)については、政府が水曜日の閣議で決定します。8月の建国記念日を巡り、ブダペスト市と国で緊張感がまた高まっています。現場主義のオルバーン首相は本日、アウディハンガリー子会社の工場を訪問。

今日の見出し(2020.06.12)

オルバーン首相はトリアノン条約調印100周年の際に、「ハンガリーは20世紀、敗者だった。しかし21世紀は勝者になる」という趣旨のことを発言しており、本日のラジオインタビューでも繰り返しました。鉱工業生産(4月)の詳細が発表に。製造業はー39%、自動車・自動車部品はー80%。特に自動車は、工場が休止となったためー94%と著しい落ち込みぶりとなりました。自動車部品はー69%。

今日の見出し(2020.06.11)

一昨日、基礎疾患なく死亡した37歳の男性は、オロスラーニ (Oroszlány、コマーロム・エステルゴム県)の工場勤務だったことが明らかに。近隣諸国とハンガリーでは、それぞれの国の国民の往来は制限解除になったものの、第3国民は一部例外を除き引き続き入国拒否。Fideszの支持率安定、社会党は3%台に落下。

今日の見出し(2020.06.10)

欧州議会最大会派EPPにおけるFidesz資格停止問題について、審査を行ってきた賢人会議が解散に。Fideszは現在も資格停止中。今後については不明です。コロナ禍の中でも競争力向上のために積極的に投資を行う企業に対して、投資総額の最大50%の補助金を給付するプログラムでは、本日、ブリヂストン子会社ら3社が決定に。

今日の見出し(2020.06.09)

政府対策本部は、昨日19時を持ち、シェンゲン協定圏内の陸路の国境検問(つまりスロバキア、オーストリア、スロベニア)はすべて終了したと発表。カラーチョニ・ブダペスト市長は9日、政府には「自動車税」の国庫流入や「連帯拠出金」の増額計画など取りやめるよう要請していくと述べました。消費者物価指数(5月)は前年同月比+2.2%とさらに減速。

今日の見出し(2020.06.08)

オルバーン首相は5日、ベラルーシのルカシェンコ大統領に政治、経済問題ではいつでもハンガリーを頼りにしてほしいと伝えました。EUは、対ベラルーシ制裁を解除すべきとも発言。さらに、2国間では原子力発電に関する協力協定も締結。黒人フロイドさんの暴行死で人種差別反対デモが7日、ブダペストでも。オルバーン首相はトリアノン調印100年にあたりスロバキア近くの村でトゥルルのモニュメント除幕式に。

今日の見出し(2020.06.04)

本日は、第1次世界大戦の講和条約であるトリアノン条約調印から100年。ブダペスト市内では、カラーチョニ市長の1分間の黙とう提案に従い、公共交通機関は16時30分から停止。オルバーン首相はカラーチョニ市長の提案を「高く評価」すると発言。国会は今月16日にも非常事態宣言終了の法案を採択する見込み。その結果、翌日もしくは翌々日には発効となり、映画館、劇場、美術館、温泉施設は再開可能になる予定。

今日の見出し(2020.05.28)

ブダペスト市では、明日29日から、レストランやカフェの店内での飲食が可能になります。また、全国で、屋外のスポーツ観戦、野外劇場、野外シネマ鑑賞は本日から可能に。政府は、公立学校に元警察官などを配置する「学校警備制度」を開始します。政府は、使い捨てプラスチック製品の禁止を2021年7月1日からとする方針を固めました。

今日の見出し(2020.05.26)

政府は本日午後、コロナ感染拡大に伴う非常事態宣言を6月20日終了し、特別権限を国会に戻す法案を提出する予定。コロナ防疫で必要な措置は、これまでのように政令ではなく、法律としてしばらく残すことも提案。外国企業がハンガリー企業の株式を取得する際、特定の業種では許可制に。欧州人権裁判所が、国会議長は言論の自由を侵したとする判決。

今日の見出し(2020.05.25)

新型コロナウィルスの感染確認累計(25日)は3,756人 (22日比78人増)。死者は491人(15 人増)、回復は1,771人(184人増)。現在の感染者数は1,554人(61人減)。新規感染確認者数は、24日から25日にかけて、ほぼ2か月ぶりに20人以下に。また、回復者数の方が現在の感染者数を上回るようになりました。