TAG ハンガリーとEU

今日の見出し(2019.11.21)

欧州議会の最大会派EPPの昨日の党大会では、トゥスクEU大統領(ポーランド元首相)が党首に選出されました。トゥスク氏は、EUの価値を守り抜くため、ポピュリスト(大衆迎合主義者)や独裁的な者とは徹底的に戦う意欲を表明。名指しこそしなかったものの、ハンガリー与党のFidesz、オルバーン首相らを暗に示していることは明白でした。

今日の見出し(2019.11.14)

ハンガリーの欧州委員候補ヴァ―ルヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)は、本日の欧州議会外交委員会によるヒアリングで支持を得られず。第2段階として、書面での質問に来週月曜までに回答することになります。7-9月期実質国内総生産(GDP)伸び率は5.0%と予想を上回る好調さ。ハンガリー経済は本年は減速に転じるという見方が一般的でしたが、7-9月期に関してはまだ持ちこたえています。

今日の見出し(2019.10.10)

トルコのシリア攻撃を非難するEUの共同声明の発表が、ハンガリーが草案を拒否したため遅れることに。EUでは、共同で非難声明などをする際、これまでにもハンガリーが拒否権を行使したことがあり、ルクセンブルグ外相などは不満を吐露。

これについて、グヤーシュ大臣は、戦争は反対だが、トルコが400万人の難民移民を帰還させようと措置を講じるならば、それは支持しなければならないとしました。