今日の見出し(2018.04.23)

【速報】 オルバーン首相と緊密なメーサーロシュ・ルーリンツ氏が、フェルチュート村(首相出身村)の村長辞任を発表しました。 村では明日24日に臨時議会が開かれます。

同氏は、小さな村の首長でありながら、ここ数年で公共事業や企業買収で猛烈な勢いで資産を増やしたことで知られます。今や、ゼネコン、観光、金融、エネルギー、メディアなど多くの分野に手を広げていますが、一般的には首相や周辺の富拡大のための1つの駒、操り人形と見られています

同氏が国営通信社MTIに送った発表によると、村長職は辞め、経済活動に集中したいとのこと。 (明日、続報をお伝えします。)

【本日の配信から】
21日の反政府デモ行進は、再び大規模に。組織者らは、この火を絶やさず、地方でのデモに参加したり、デモを続けるよう呼びかけました。ブダペスト市では、次回は来月8日の予定。

国家選挙委員会(NVB)のパチ委員長は、票の再集計のやり直しはどこの投票所でも行わないと発表。再集計は、間違いだったという事実の裏付けがあるか、もしくは非常に高いレベルであると言える環境にあったときのみ可能、と理由を説明しました。

NVBには180件の異議申し立てがありました。しかしそれほど件数が多いのは、基本的に、野党が勝利しなかった地区のすべてで申し立てしたからとしました。

The Financial Timesによると、欧州委員会は、EUの次期中期予算での補助金の配分方法を大幅に見直す提案をする見込み。単なる1人当たりGDPで判断するのではなく、若者の失業率や移民受け入れ状況など包括的な基準を採用すべきとしています。また、補助金給付に当たっては、司法状況なども条件として提案されるようです。不利になるのはハンガリーとポーランド、有利になるのは南欧諸国とみられます。

ブダペスト市議会は25日、タクシー料金の値上げについて審議します。市側の提案では、1キロメートル当たりの値上げはそれほどではないものの、初乗りは55%も増加となっています。議会が承認すれば7月1日から。

本日の配信 

=内政・外交=
・ 反政府デモ第2弾、数万人が参加
・   ソロス氏の財団、移転の最終決定は法案次第
・ オルバーン首相、罰金34.5万Ft支払う  郵便為替で払い込み

=経済・金融・産業=
・ 欧州委、EU補助金配分法を大幅見直しへ  司法状況など紐づけを提案
・ブダペスト市、タクシー料金の初乗り55%増を提案  今週、市議会で審議
・中国人の不動産買い進む
・ ブダペスト市南部に新たな橋  設計コンペ

=経済指標=
・ 企業・消費者信頼感指数(4月)   +8.8に若干上昇

■■小話交差点■■

競泳女王ホッスー選手、夫と富士山に

リオ五輪で3つ金メダルを獲得したホッスー・カティンカ選手が、夫兼コーチのシェーン・トゥシュアップさんと富士山に行っていることが自身らがインスタグラムに投稿した画像で明らかになりました。

富士山に登頂したかははっきりしないものの、山をバックにトゥシュアップさんの方は2人が笑顔で写っている写真を公開。

どうやら富士山行は、30歳の誕生日を迎える夫に対する、ホッスー選手の提案だった模様。トゥシュアップさんは、ホッスー選手に感謝する言葉を並べるとともに、これから人生の一番いいときが始まる、としています。

一方、ホッスー選手は自分の写真のみ。

おそらく夫婦そろって笑顔の写真は、昨年末に別居して以来。いったんは離婚手続きのため、ホッスー選手が裁判所に必要書類を提出したとされていたものの、二人でセラピーを受けることに。またホッスー選手は、コーチが変わることはないとしていました。

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