2018年5月

今日の見出し(2018.05.30)

政府が昨日、国会に提出した「ストップ・ソロス」包括法案について、UNHCRは深刻な懸念を表明し、取り下げを要請。
それに対して、外務省は直ちに反論の声明を発表。

今日の見出し(2018.05.29)

政府は強化された「ストップ・ソロス」包括法案を国会に提出。法案が成立すれば、迫害リスクのない国からの者による難民庇護申請への支援は違法となり、刑法上の犯罪とされます。法案では禁固刑最高1年も含みます。 審議は来週から。
政府はまた、基本法第7次改正案も提出。

今日の見出し(2018.05.28)

急進的右派Jobbikの亀裂は深まるばかり。執行部は、党内で新たな派閥設立を計画しているトロツカイ氏を規律委員会にかけると発表。

小規模グリーン系野党「政治の新しい形(LMP)」は、週末に行われた党大会で新たな執行部メンバーを選出。 セール・ベルナデット共同党首以外はすべて入れ替えに。

今日の見出し(2018.05.25)

オルバーン首相は本日、国営ラジオ局による隔週インタビュー番組に出演。キリスト教民主主義しかないと語るとともに、違法移民、女性の出産、来年度の予算などについて話しました。
EUの一般データ保護規則(GDPR)が本日施行。ただしハンガリー政府は、中小企業が間に合わなくても当面は制裁は課さない方針を明らかに。

今日の見出し(2018.05.24)

グヤーシュ首相府相は29日にも強化された「ストップ・ソロス」包括法案を国会へ提出すると発表。国会では6月20日までに成立見込み。ブダペスト市で講演したトランプ大統領の元側近スティーブ・バノン氏は、「オルバーン(首相)はトランプの前に、トランプだった」と発言。オルバーン首相を高く評価しました。

今日の見出し(2018.05.23)

急進的右派野党Jobbik(ヨッビク)執行部は、党内での新グループ設立の動きを全面的に拒否。経済では、平均現金給与総額(3月)が、33.2万Ft。前年同月比11.3%増。

今日の見出し(2018.05.22)

第1 野党である急進的右派Jobbikが揺れ続けています。
今月の党首選で僅差で敗北したトロツカイ氏が党内に新たなグループ設立を発表。離党→党内分裂は避けられたものの、今後、シュネイデル新党首の執行部との力関係が注目されます。

今日の見出し(2018.05.18)

オルバーン第4次内閣が正式に発足。オルバーン首相は、今後は「我々が欧州の未来」と繰り返しました。
来年度予算法案は、例年通り6月中旬に国会提出見込み。ただし月内の成立は間に合わず、7月に特別国会を召集する方向。世界ユダヤ人会議のローダー総裁に対し、オルバーン首相は自ら抗議書簡を送付。

今日の見出し(2018.05.17)

オルバーン首相は昨日からブルガリア・ソフィア入り。EU・西バルカン首脳会合出席のため。本日はその前に仏マクロン大統領と会談。欧州委員会は本日、今月の加盟各国に対する侵害手続きを発表。ハンガリー関連では3件ほど。

今日の見出し(2018.05.16)

オルバーン第4次内閣は金曜に発足する見込み。調査報道が専門のDirekt36は、新たなタイプの在留許可取得のための投資プログラムが宣伝されていることを報道。

今日の見出し

14日に始まった国会での大臣候補のヒアリング。今回、大臣候補らの発言で目立つのは、「キリスト教伝統文化を守る」。「オープン・ソサエティ財団」のニューヨーク本部は本日、ブダペストの事務所をベルリンに移管すると正式発表。CEU大学のイグナティエフ学長は、この夏までに政府間協定が締結されなければ、ウィーンにキャンパスを移す考えを示しました。経済ではGDP1-3月期のが調整値で4.7%増。

今日の見出し(2018.05.14)

オルバーン首相の第4次政権初の外遊先はポーランド。本日、モラウィエツキ首相と会談。国内では、国会委員会で各大臣のヒアリングが開始。経済ではMercedes-Benzの17年業績発表。

今日の見出し(2018.05.12)

国会は本日、第4次オルバーン内閣設立のために必要な関連法改正法案を賛成多数で可決。10省体制に。省の数は変わらないものの構成は若干変更。また首相直轄の組織が拡大されます。オルバーン首相の初の外国訪問はポーランド・ワルシャワになるとのこと。ポーランドのモラウィエツキ首相も、12月就任後の初の外国訪問はハンガリーでした。ハヴァシ首相報道官が11日、明らかにしました。また、国内報道によると2番目の訪問国はイスラエルの見込み。

今日の見出し(2018.05.10)

オルバーン首相が再選。任期は4年だが、今後12年という単位でビジョンを描いていることも明らかに。「2030年までにハンガリーを欧州で、最も生活しやすく住みやすく働きやすい国のトップ5入りをさせる」と力説。また、「リベラル民主主義」の時代は終焉。「キリスト教民主主義」こそ国や家族、雇用を的確に守れると繰り返す。その他、パスポート成りすまし不正問題が浮上。