今日の見出し(2018.05.25)

オルバーン首相は本日、国営ラジオ局による隔週インタビュー番組に出演。キリスト教民主主義しかないと語るとともに、違法移民、女性の出産、来年度の予算などについて話しました。

EUの一般データ保護規則(GDPR)が本日施行。ただしハンガリー政府は、中小企業が間に合わなくても当面は制裁は課さない方針を明らかにしました。特に中小企業ではどの企業が対象になるか、どのようなことをしなければいけないかがが不明なところが多く、政府は情報当局に細則を整備するよう要請しました。

GDPRでは大企業でも間に合わないところはでてきており、米国のLos Angels Timesなどはそのため、本日はEU地域でサイトにアクセスしてもコンテンツを見られない状況になっています。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相: キリスト教民主主義こそ不法移民流入から守れる

=経済・金融・産業=
・政府、中小企業のGDPR未順守でも制裁なし  国内法規制も未整備
・政府、予算編成で欧州委の勧告は無視
・ディスカウントチェーンAldi、廉価な給油所も設置

=小話交差点=
キラキラネームは却下
ハンガリーでは、下の名前はキリスト教系か、ハンガリー固有のものがほとんど。

というのも科学アカデミーが認めた名前、綴りしか使えないため。例えば、もともとハンガリー人の名前ではない「ジャネット」も英語綴りJanetは認められておらず、“Zsanett”のみ。

科学アカデミーには、毎週10-15件の許可申請が来るそうですが、昨年認められたのは56件のみ (ネーロー、ナポーレオンなど)。

一方、拒絶された中には、Kopasz (ハゲ)、 Felhő (雲)、 Eső (雨)、Kiwi(キウィ)等。