今日の見出し(2018.10.25)

CEU大学(ソロス氏設立)が、次年度(2019/2020年度)から米国教育課程はウィーンに移管すると発表。大学理事会は、本年12月1日からの移転開始を承認。

高等教育改正法(俗に反CEU法)により、ブダペスト市での運営継続のために無理難題を押し付けられたCEU。大学側は、できる条件はすべて満たしたものの、運営に関するハンガリー政府とニューヨーク州の協定が未締結であり、教育研究の安定的継続を考えると無責任にこのまま放置できないための決定と説明。政府間締結は、ハンガリー政府側が棚上げにしています。

オルバーン首相の23日の演説に、各地方から駆け付けた聴衆が、EU補助金で他の目的で購入したバスで送迎されていたよう、と報じられています。そのため、スウェーデンの欧州議員がEU補助金利用の状況を深く調べるべきと述べました。

V4+日本首脳会合で共同声明が発出されなかったのは、オルバーン首相のせいではないと外務貿易省は否定。政権寄りメディアはこぞって「また左派リベラルの典型的な偽ニュース」と報道。

経済では、既に手厚かった「マイホーム購入・建設支援プログラム(CSOK)」がさらに手厚く。

ドナウ川の低水位が続いているため、様々なことが起きています。一度は10-20センチ回復したものの、昨日、今日は再び低下。ブダペスト、コマーロム、エステルゴム、ナジマロシュなどで記録を更新。場所によって水位が「マイナス」にもなっています。

パクシュ原子力発電所は、冷却水用ポンプのフィルターの洗浄のため発電量を削減。近くを流れるドナウ川が水位低下のため通常よりも汚染度合いが高くなっているため、洗浄が必要となりました。ただし、安全には影響はなく、また電力が足りなくなるということもないとのこと。

また、エールド市の川岸では18世紀半ばに沈没した船も発見され、ハンガリーやその他の国の18世紀の硬貨、武器などが見つかっています。

本日の配信 

=内政・外交=
・CEU大学: 米教育課程はウィーン移管へ 12月1日から移転開始承認
・オルバーン首相の演説聴衆、EU補助金で購入したバスで地方から?
・V4+日本の共同声明問題: 外務省は否定

=経済・金融・産業=
・政府、住宅購入支援プログラム拡張  低利融資の上限を引き上げ
・福利厚生・食事券で、仏系元発行会社が勝訴
・19年自賠責保険、10-15%値上がり見込み

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