今日の見出し(2018.11.21)

ハンガリーがマケドニアのグルエフスキー元首相の政治亡命を認めたことから、本日は関連ニュースがますます多くなっています。

グルエフスキ氏は、首相時代の汚職で2年の禁固刑という実刑判決が下っていたものの、裁判自体が公正さに欠けたと主張。母国では迫害されるとしています。その主張を、ハンガリー移民局が認めたことになります。

政府は、本件を政治的なものではなく法的に判断、また、マケドニアからの出国をほう助していないという立場を強調しています。しかし政府に批判的な勢力は、元首相と同胞関係にあったオルバーン氏がバックアップしたのに間違いないという見方。そうでなければ、これほど迅速にバルカン半島の3か国を移動(ハンガリー大使館員が移送)、またこれほど迅速に政治亡命が認定されるわけがない、とみています。また、ハンガリー与党Fideszが、マケドニアの現政権はソロスの支援で樹立し、グルエフスキ氏は迫害されていると早々とコメントしたことも裏付けとして語られています。

人手不足が深刻であるなか、求人広告は給与を明記した方が応募者数が多いという興味深い調査結果が出ています。特に、専門性が高い職についてはその傾向があります。

ハンガリー石油ガス会社MOLは、明日は、ガソリン、軽油とも卸売価格を引き下げます。ガソリン(95オクタン)は5フォリント低下、軽油は6フォリント低下。その結果、給油所での平均小売価格は以下のようになります。

ガソリン(95オクタン)364フォリント
軽油: 415フォリント

価格はリットルあたり、給油所により最大50フォリントの差があります。

本日の配信 

=内政・外交=
・グルエフスキ元首相の政治亡命認定: 帰国したら現政権に迫害される恐れ
・スィ―ヤールトー外相、元首相の駆け込み先は在アルバニア大使館と認める
ハンガリーまでの移送は「100%」合法
・野党ら、グルエフスキ元首相の政治亡命認定を一斉非難
・政府: CEUで政府間協定締結しないのは、CEUが条件満たしていないため
・世論調査: 最も深刻な問題は医療事情  難民移民をはるかに上回る

=経済・金融・産業=
・最低賃金交渉  労使ともに2-3年間協定合意目指す 引き上げ率では隔たり大きく
・OECD、ハンガリー成長率見通しを上方修正 18年は4.6%に
・オーストリア自動車エンジニアリングAVL、エールド市にE&Dセンター設置を発表
・求人広告、給与明記の方が応募多く
・国立銀行、政策金利据え置き

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