2019年

今日の見出し(2019.11.12)

欧州議会法務委員会(JURI)は本日、ハンガリーからの欧州委員候補ヴァールヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)について、利益相反はないと判断しました。今後、欧州議会の関連委員会によるヒアリングに進みます。来年の最低賃金、保証賃金に関して、政労使で12月に再交渉する可能性が高まっています。地方選挙で首長が交代した自治体では、いろいろなことが起きています。

今日の見出し(2019.11.11)

国内の10の地方自治体では昨日、先月の選挙のやり直しが行われ、ヤースベレー二市長選などで野党が再勝利しました。政府は、年金受給者に対して今月、平均3万フォリント超を臨時で支給します。成長率が3.5%超となったときに支給する「年金プレミアム」と、物価調整のため。独Boschは、ドイツのステアリングコラムの生産をハンガリー・エゲルの工場に移管します。

今日の見出し(2019.11.08)

本日は、オルバーン首相とエルドアン・トルコ大統領の昨日の記者会見の詳細を掲載しています。エルドアン大統領は冒頭で、「親愛なる友」とオルバーン首相を呼ぶなど、お互いリスペクトする緊密な雰囲気が終始示されました。オルバーン首相は隔週ラジオインタビューで、ブダペスト市政が変わり、夢をあきらめるのはつらいことだったと述べました。また、首相の外交哲学が垣間見える発言も。

今日の見出し(2019.11.07)

ブダペスト市が大型公共事業を拒否、または躊躇していることから、デブレツェン市が誘致に名乗り出ました。ウクライナ国境に近い村などでは、2018年4月の国政選挙、先月の地方選挙で「投票ツーリズム」疑惑が報じられています。ヴァルガ財務相 vs マトルチ中銀総裁。2人のライバル関係がここ数か月、表面化しています。ユーロを巡っても再び静かな火花が散りました。

今日の見出し(2019.11.06)

カラーチョニ・ブダペスト市長が政府の閣議に出席。首相官邸にはバスで向かいました。会合後、市長は、グヤーシュ首相府相と共同で記者会見をし、いろいろと議論にもなるだろうが、国と市双方にとってブダペスト市の発展は共通の目標という考えを確認したと述べました。オルバーン首相が12月5,6日に日本を訪問します。スキャンダルの渦中にあったジュール市長が辞任を発表。

今日の見出し(2019.11.05)

ブダペスト市議会は、地方選挙後の初会合を開き、カラーチョニ・ゲルゲィ氏が新市長として宣誓。市長は10の原則を掲げました。ハンガリー石油ガス会社MOLは、世界有数の埋蔵量を誇るアゼルバイジャンの海底油田ACGの権益9.57%、また石油パイプラインBTC の8.9%を取得。ACG、BTCでは日本企業も権益を持っています。

今日の見出し(2019.10.31)

オルバーン首相とプーチン・ロシア大統領の記者会見では、2国間の経済、および、可能な範囲での政治的協力推進など確認。予想外のディール合意などはなし。政府は行政裁判所の設立を断念。オルバーン首相は、上海の復旦大学の学長らと、ブダペストキャンパス設立に関して首相官邸で懇談。アウディハンガリーは「解雇」ではないと否定するが人員削減は必至。

今日の見出し(2019.10.30)

ロシアのプーチン大統領が本日15時前、ブダペストに到着。オルバーン首相との会談のため、そのまま市内の首相官邸に向かいました。本日、租税当局NAVが、野党モメントゥムの党本部(ブダペスト市)を事前予告なしに家宅捜索しました。Audiハンガリー子会社は近く、1200人程度の人員削減をする模様。全社員の1割近くになります。

今日の見出し(2019.10.29)

アーデル大統領は、ポルト・ペーテル検察庁長官を再指名すると国会議長に伝えました。本年12月に任期満了となるため。政府は健康リスクのある食品への税「チップス税」の対象範囲の拡大、また税額の引き上げを計画しています。日刊紙Népszavaが報道。砂糖不使用でも人工甘味料を含めば課税対象とすることを提案。

今日の見出し(2019.10.28)

社会党幹部だったセゲド市長ボトゥカ氏が離党を発表。社会党は長らくカリスマリーダー不在で、支持率も下降をたどっているところ、また一つの打撃となりそうです。政党支持率調査では、引き続き与党が首位であるものの、野党を合算した支持率は与党をわずかに上回りました。

今日の見出し(2019.10.25)

オルバーン首相は今朝、隔週ラジオインタビューで、トルコ問題、地方選挙、ブダペスト市との関係、ジュール市長スキャンダルなどについて話しました。カラーチョニ・ブダペスト市長は本日、公務員労組主催の会合に出席し、市営会社の職員の賃金上昇や労働環境改善に努めると約束しました。

今日の見出し(2019.10.24)

与党が地方選挙で幾つかの重要地域で敗北したことを受け、政権の地方政府との関係や、開発事業への姿勢に変化が見られています。これまでは、競技場の建設などは、国が推す形で進んでいましたが、オルバーン首相は22日、国会で、地元住民が支持しないものは進める意味はないと発言。自治体は、何が必要で何がいらないかきちんと決めるべきと、少し苛立った様子を見せながら答弁しました。

今日の見出し(2019.10.22)

小野党「対話」は、ブダペスト市長にカラーチョニ氏が選ばれたことを受け、同氏の提案を国レベルでも反映していくよう、国会に法案を提出する方針。労働法典での条件付き残業時間400時間/年に関わる条項廃止など7項目。ハンガリー国防軍はトルコ製の軍用装甲車を購入する見込みですが、軍や国の関連会社が直接買い付けるのではなく、民間企業が輸入するようです。

今日の見出し(2019.10.21)

秋季国会が本日開始。オルバーン首相は、13日の地方選挙では与党が過半の支持を得たため、これまでの重要政策を続けると表明。演説中には、ハドハーズィ議員(無所属)が、プラカートをオルバーン首相の檀上前に掲げて妨害するシーンも。ドイツ与党CDU・CSUの議会会派副代表は20日、ハンガリーがEUの結束を乱してトルコのシリア北東部攻撃を支持してきたと強い不満を表明。