今日の見出し(2020.02.05)

【新型コロナウイルス関連】
乗客など10人が感染したことが確認された、横浜港沖に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、ハンガリー国籍3人が乗員として働いていたことが明らかに。

ハンガリー外務省は5日、ハンガリー人乗員は感染者の中に入っていないとしました。在京ハンガリー大使館は現在、これら乗員と電話で話せるよう試みているとのこと。

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オルバーン首相はイタリアで、コンテ首相以外にも、メローニ氏、ベルルスコーニ氏、サルヴィーニ氏と精力的に懇談。内容は明らかになっていませんが、欧州議会の最大会派EPP(欧州人民党グループ)でのFideszの今後がどうなるか不透明な中、将来的に協力しうる要人らと関係強化を図っておいた模様。

ヴァルガ財務相が明らかにした地方事業税の内容見直しについて、ブダウルシュ市長が反発。「自治体からさらに自治権とカネを奪うもの」と批判しました。

ハンガリーの法定最低賃金は毎年上昇しているものの、それでもEU域内では4番目に留まっています。欧州統計局Eurostatが3日発表したデータで明らかに。

7日金曜は、ガソリン卸売価格は2フォリント、軽油は5フォリント引き下げ。その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。

-ガソリン(E10) 382Ft
-軽油 390Ft

*E10は、バイオエタノールを10%混合した環境に優しいガソリン。95オクタンの代わりに1月1日より導入。

ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。

=内政・外交=
・オルバーン首相、イタリアで要人と次々懇談
・政府、新防衛戦略を採択

=経済・金融・産業=
・ブダウルシュ市長、「政府は地方からさらに資金、自治を奪おうとしている」
地方事業税制度見直し案で
・ハンガリーの法定最低賃金、EU下から4番目
・家計の借り入れ、19年は1兆Ft近く増加
・1月新車販売 ブランド別トップ10

=経済指標=
・小売統計 (12月速報) 前年比+6.1%

=小話交差点=
偽タクシーに、メーター早回し操作まで

ブダペスト警察は3日22時半頃、7区繁華街ヴェッシェレーニ通り(Wesselényi utca)でタクシー運転手を装った男を逮捕しました。

警察によると、車両は既定の黄色、また書かれている文字も正規の会社のものと全く同じでしたが、実際は営業許可を過去にはく奪されていたことが明らかに。

その後、警察が車両内部も調べたところ、料金メーターの上にリモコンが置かれており、それを押すとメーターが早回りする仕組みでした。

男は50歳で、ジャール市在住。警察は、詐欺の容疑で逮捕し、車両は差し押さえとしました。

警察によると、このような料金メーターを操作する機器を付けた車両の摘発は、この1か月で2件目となりました。

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