2020年5月

今日の見出し(2020.05.11)

政府対策本部は本日の記者会見で、国内のこれまでのコロナ防疫は増加速度の抑制に成功し、うまくいったと評価。ハンガリーのコロナ対応法に関して、欧州委員会のヨウロバー副委員長(チェコ出身)も懸念を表明。政府は一変したのはリベラル派からのプレッシャーと批判しました。Opelのエンジン工場も、13日からの再稼働を発表。

今日の見出し(2020.05.08)

オルバーン首相は、追加の緩和措置は早くて来週末以降としました。ブダペスト市とペシュト県については慎重的。今回の教訓として、マスク、呼吸器等の医療物資を国内で生産できる能力を持つ必要があると発言。国内では予防ワクチン工場設立へ。消費者物価指数(4月)は2.4%と大幅に減速。しかしコアインフレは4.3%と引き続き高い水準。

今日の見出し(2020.05.07)

政府は、農業収穫のための外国人季節労働者の入国を可能に。政府は、コロナ禍の中でも、テュルク評議会 (トルコ、アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン)との協力推進を図っており、評議会の投資基金創設計画にハンガリーも参加すると表明。統計では、鉱工業生産(3月)と観光統計(3月)が発表に。

今日の見出し(2020.05.06)

フリーダムハウスは、ハンガリーを「部分的な民主主義」から「ハイブリッド体制」に引き下げ。BMWのCEOが工場オープンを1年延期すると発表したことについて、スィーヤールト―外務貿易大臣は「現在も建設作業は続いている」とすると同時に、同社は投資事業にコミットしていると強調。欧州委員会の春季経済見通しによると、ハンガリー経済は2020年はマイナス7.0%、2021年はプラス6.0%。

今日の見出し(2020.05.05)

オルバーン首相は4日、欧州議会最大会派EPPすべてのメンバー政党に書簡を送付。ハンガリーのコロナ危機対応法で、「首相に無制限の権力」など誤った情報を喧伝した人々に「謝罪」を要求。国会は本日、女性に対する暴力等防止条約(通称「イスタンブール条約」)の批准を拒否。財務省は5日、2020年の財政赤字をGDP比3.8%と上方修正したことを発表。

今日の見出し(2020.05.04)

ハンガリーのコロナ防疫は、本日から「第2段階」へ。地方では制限措置の緩和が開始になりました。オルバーン首相は、コロナとの第1の戦いは勝利したと評価。しかし同時に、10月か11月に第2波に襲われる恐れがあると警告しました。経済では、4月の新車販売(乗用車)が前年比約50%減。ハンガリー商工会議所のパッラグ会頭は、本年の成長率はマイナス10%以上もありうるという見方を示しました。

今日の見出し(2020.04.30)

5月4日から、地方ではコロナ制限措置の緩和が開始に。ブダペストおよびペシュト県全域では外出制限は継続。8月15日まで500人超の集会は禁止となったため、中欧最大の野外音楽祭シゲト(Sziget)などは中止に。