2020年6月

今日の見出し(2020.06.09)

政府対策本部は、昨日19時を持ち、シェンゲン協定圏内の陸路の国境検問(つまりスロバキア、オーストリア、スロベニア)はすべて終了したと発表。カラーチョニ・ブダペスト市長は9日、政府には「自動車税」の国庫流入や「連帯拠出金」の増額計画など取りやめるよう要請していくと述べました。消費者物価指数(5月)は前年同月比+2.2%とさらに減速。

今日の見出し(2020.06.08)

オルバーン首相は5日、ベラルーシのルカシェンコ大統領に政治、経済問題ではいつでもハンガリーを頼りにしてほしいと伝えました。EUは、対ベラルーシ制裁を解除すべきとも発言。さらに、2国間では原子力発電に関する協力協定も締結。黒人フロイドさんの暴行死で人種差別反対デモが7日、ブダペストでも。オルバーン首相はトリアノン調印100年にあたりスロバキア近くの村でトゥルルのモニュメント除幕式に。

今日の見出し(2020.06.05)

センメルヴェイス医科大学のメルケィ学長は、夏はコロナウィルスの感染拡大は縮小するものの、第2波は10~11月に来る可能性があるとしました。オルバーン首相は本日、ベラルーシの首都ミンスクを訪問。ルカシェンコ大統領とは、2国間関係は良好で、政治的・経済的に関係を強化していくべきと一致しました。鉱工業生産(4月)と観光統計(4月)が発表に。どちらもコロナの影響で過去に例を見ないほどの下落率に。

今日の見出し(2020.06.04)

本日は、第1次世界大戦の講和条約であるトリアノン条約調印から100年。ブダペスト市内では、カラーチョニ市長の1分間の黙とう提案に従い、公共交通機関は16時30分から停止。オルバーン首相はカラーチョニ市長の提案を「高く評価」すると発言。国会は今月16日にも非常事態宣言終了の法案を採択する見込み。その結果、翌日もしくは翌々日には発効となり、映画館、劇場、美術館、温泉施設は再開可能になる予定。

今日の見出し(2020.06.03)

明日6月4日は、第1次世界大戦の講和条約であるトリアノン条約調印からちょうど100年。現政権は2010年以来、こうした「国境外ハンガリー人」との結束や民族アイデンティティの強化を推し進めており、本年は、ハンガリー民族結束の年としています。国会は気候変動に関する法案を採択。野党は骨抜きにされたと批判。