2021年1月

今日の見出し(2021.01.29)

薬事規制当局は本日、中国シノファーム製ワクチンの緊急使用を承認。その発表数時間後には、スィーヤールト―外務貿易相が、シノファームから4か月で250万人分(500万回投与分)調達すると発表。韓国EVバッテリー製造SK Innovationは、6810億フォリントを投じて、第3工場を建設すると発表。人口動態(12月、2020年速報)によると、ハンガリーの20年末人口は推定973万人。

今日の見出し(2021.01.28)

政府は、現在の新型コロナウィルス関連制限措置を3月1日まで延長すると発表。また、非常事態宣言(2月7日24時まで)の延長も発表しました。最初15日間は政府が延長。その間に国会に90日の延長を要請します。本日の配信では、グヤーシュ首相府相の記者会見での制限措置、非常事態宣言の延長、ワクチンなどについて、号外配信に追加して詳しくお伝えしています。

今日の見出し(2021.01.27)

ハンガリー薬局で、自宅で行えるスイス製の抗体検査キット(指から血液採取)が販売になります。国内では初。スィーヤールト―外相がウクライナの外相と会談。これまで同国在住のハンガリー系住民の権利を巡って、ウクライナに対しては厳しい非難を展開し「対立」に終始ししていたのが、「対立」路線に変化した模様。教育法について問題妥結のため作業部会設立を提案。

今日の見出し(2021.01.26)

ムッレール主席医務官は本日の記者会見で、回復者数は増加、新規数も減少し好ましい方向にあると歓迎。しかし、ワクチン接種者数が少なすぎて、コロナ措置を緩和するにはまだ早いと述べました。政府は春の国会で、FacebookやTwitterなどによる「恣意的な」シャドウバンや、アカウント永久停止などに対抗するため、法案を提出する方針です。

今日の見出し(2021.01.25)

2021年の最低賃金、保証賃金は4%引き上げで、正式決定。革新技術省が先ほど発表。実施は2月1日から。同時に、政府が7月に雇用主負担の社会貢献税を2%引き下げれば、最低賃金、保証賃金ともさらに1%ずつ引き上げることでも合意。

今日の見出し(2021.01.22)

政府は、露製新型コロナワクチン『スプートニクV』を3か月間で100万人分調達する契約を同国政府と交わしました。政府は、コロナ非常事態宣言を延長する方針(現在の宣言は、2月7日24時まで有効)。オルバーン首相はまた、新型コロナワクチンの集団接種が実現しない限り、現在のコロナ制限措置の解除はできないと述べました。

今日の見出し(2021.01.21)

ハンガリー薬事規制当局は、ロシア製スプートニクVと英アストラゼネカ製の新型コロナワクチンの緊急使用を承認。政府は現在の一連のコロナ制限措置は基本的に延長する見込み。グヤーシュ大臣によると、ハンガリー国内では2月中旬ごろから、プラスチックのカードでできた「免疫証明書」を発行する計画。既に感染し回復した人、予防接種を受けた人が受領できるとのこと。

今日の見出し(2021.01.20)

2021年の最低賃金および保証賃金について、4%引き上げで政労使間で合意に近づきつつあります。合意となれば、本年の最低賃金は167,400 Ft、保証賃金は219,000 Ftになります。(いずれも総額、月あたり) 実施は2月1日からの見通し。

今日の見出し(2021.01.19)

近く新型コロナ接種優先第3グループの60歳以上の市民も接種開始になります。中でも、89歳以上から先に始めます。その場合は、家庭医が自宅を訪問してうつとのこと。バイデン次期大統領の就任式には、ハンガリー政府からはタカーチ・サボルチ駐米大使が代表として出席します。鎖橋改修工事の請負業者が決定。2023年完成見込み。

今日の見出し(2021.01.18)

政府はEUワクチン調達が「遅すぎる」と、ここ数日さらに強調しています。「ブリュッセル」」に頼っていれば、9月末より前にコロナ規制を解除できないという見方。世界的な半導体供給の不足で、国内自動車メーカーMercedes-Benzは水曜から10日ほど操業停止に。Audiハンガリーもシフト調整で減産します。Magyar Suzukiは、これまでのところ生産には影響は出ていないとのこと。

今日の見出し(2021.01.15)

オルバーン首相は、25歳未満の労働者の個人所得税を、遅くとも2022年1月から免除にする方針を明らかにしました。同年4月か5月の総選挙を控え、これまでの年金受給者層、家族層に加え、若者層にもアピールできる措置になりそうです。Audi Hungaria が2020年の生産実績を発表。それによるとエンジンは約166万基で過去10年最低。また、乗用車は約15.5万台で前年比6%減でした。

今日の見出し(2021.01.14)

政府は、中国の国有製薬大手のシノファーム(中国医薬集団)と新型コロナワクチンの供給で実質的に合意しました。グヤーシュ首相府相が14日、定例記者会見で発表。到着タイミングは、ハンガリー薬事当局の承認スピードによるとしながらも、第1回から100万回分にもなりうると述べました。2020年の消費者物価指数は+3.3%、コアインフレ+4.1%。食品、アルコール飲料・たばこ価格の上昇が目立ちました。

今日の見出し(2021.01.13)

国内で12日、「英国型」の新型コロナウィルスの変異種が初確認。欧州議会最大会派EPP執行部が、ハンガリー与党Fideszの除名を可能にするため、規約変更の方向に動いています。政府、経営者、労働者団体の代表者らは、2021年の最低賃金で本年初めての会合を開催。しかし合意には至らず。次回会合は来週の予定です。

今日の見出し(2021.01.12)

新規感染者は、696人と、9月末以来の少なさとなりました。しかし検査数も8,223件と少なめだったことも背景にあると考えられます。死者数は128人と、再び100人を超えました。デンソー、アルパイン、ダイヤモンド電機のハンガリー子会社は、合計65億Ftの追加投資を行います。スィーヤールト―外務貿易相が本日、3社の代表者と会談し自身のFacebookで発表。