TAG 欧州議会選挙

今日の見出し(2019.05.27)

与党 Fidesz・KDNPの得票率は52.23%。引き続き、圧倒的な強さを見せました。ただし、予想されていた14議席には届かず、13議席に。
最も予想外の結果となったのは野党。民主連合(DK)と17年に結成されたばかりのモメントゥムが好成績を収めた一方、社会党・対話、Jobbikは厳しい敗北に。さらにLMPは惨敗。

今日の見出し(2019.05.27)

欧州議会選挙が26日(日)実施されます。オルバーン首相はキリスト教文化の欧州を移民から守ること、家族を守ること、EU統合深化より各国の権限強化などを掲げ、有権者の支持を仰いできました。デブレツェン市は本日、BMWの工場予定地となる市の「北西経済ゾーン」400ヘクタールの土地の取得を完了したと発表。

今日の見出し(2019.05.23)

世論調査会社Mediánによる欧州議会選挙予想では、与党Fidesz・KDNPが、現在より1議席多い13議席を獲得する見込み。
野党は、Jobbik(急進的右派)、社会党・対話(中道左派)、民主連合(DK、左派)の間で、接戦に。各政党ともおそらく2議席ずつ確保。Jobbikが得票率で僅かに抜き出て3議席獲得となる可能性もあるものの、まったく保証されていません。

今日の見出し(2019.05.22)

オーストリアの シュトラッヘ氏のスキャンダルを巡っては、ハンガリー野党側は「対岸の火事」で終わらせず、オルバーン政権を追求しようと息巻いています。ヴァルガ財務相によると、2020年度予算法案に伴い取りまとめられる税制改正法案では、大きな変更はないとのこと。

今日の見出し(2019.05.21)

欧州議会選挙を前に、関連の世論調査が増えています。 Záveczが先月行った調査によると、ハンガリー人の51%は、「今よりもEU統合を深めるべき」と考えていることが明らかに。「各国の権限を今より強化すべき」とした42%を上回りました。一方で、米国の欧州版のような「欧州合衆国」までの統合となると、支持は40%にまで低下。特に与党支持者は13%。一方、野党支持者では72%でした。

今日の見出し(2019.05.20)

EU加盟各国では、欧州議会選挙が23~26日に実施されます。(ハンガリーは26日)
与党Fideszの圧勝は確実。現在の議席数12を確保することは確実視され、焦点はそこから伸ばすか、伸ばす場合どれほど伸ばすか。政府が鳴り物入りで進める、中欧最大の自動運転テストコースZalaZone(ザラエゲルセグ市)の第1段階が完成。

今日の見出し(2019.05.17)

オルバーン首相は定例ラジオインタビューで、大金を持った「リベラル・マフィア」らが、移民を止める有効な手段はないと、世界中を信じ込ませようとしていると発言。Mercedes-Benz ハンガリーの18年の販売売上高は約35.5億ユーロで、2017年からほぼ横ばい。一方で、営業利益、税引き後利益などは軒並み二ケタ台の上昇となりました。

今日の見出し(2019.05.16)

Facebookは、政権お抱えメディアMediaworksのFBページ上での広告掲載を禁止に。これに対して、KESMA(Mediaworksが属す財団)に加え、グヤーシュ首相府相やコヴァ―チ報道官らは抗議。「政治的、イデオロギー的な理由」であり、メディアの自由を侵すひどい検閲としました。
現政権や周辺では、同性愛者への不寛容発言が散発的に見られますが、昨日はクヴェール議長が発言。

今日の見出し(2019.05.08)

オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への取り下げを発表したことについて、ウェーバー氏自身は「ハンガリーは誤った方向に進んでいる」とコメント。欧州委員会は最新の四半期経済見通しで、ドイツとユーロ圏の本年の成長予想を引き下げる一方、ハンガリーについては従来の3.4%から3.7%に上方修正しました。ただし、政府の予想4%よりは低い水準。

今日の見出し(2019.4.18)

EU域内でのいわゆる「食品品質ダブルスタンダード問題」で、欧州議会は17日、解決のための欧州委員会の案(The New Deal for Consumers) を賛成多数で可決しました。日系AGC Glass Hungary Kft.(旭硝子傘下、タタバーニャ市)が、新生産ラインの設置を開始。投資総額は40億Ft、生産能力は20%近く拡大します。量産は2020年下半期から。サイドウィンドウ生産用ですが、サンルーフなどにも対応可能に。

今日の見出し(2019.04.08)

5月の欧州議会選挙に向けたキャンペーン期間が正式に開始。オルバーン首相は再び、移民受け入れを容認して、自分たちのキリスト教欧州を失うか否かを前面に打ち出しました。オペラ座が、黒人のみキャストと限定される演目に、白人ハンガリー人を起用。 なおかつオペラ座総支配人が役者らに対し、アフロアメリカンがルーツとする宣言書に署名するよう要請していたことが発覚し、国内では週末から騒ぎになっています

今日の見出し(2019.4.04)

左派系野党と右派Jobbikの選挙協力が進んでいます。秋の地方選挙では、ペーチ市の全18の選挙区で候補者調整を行い、打倒Fideszを目指します。イタリア・サルビーニ内相が今月末にもハンガリーを訪問する見込み。ピンテール内相の招待によるものですが、オルバーン首相とも会談する可能性が高くなっています。

今日の見出し(2019.04.03)

オルバーン首相は、5月上旬にルーマニア・トランシルバニア地方を訪問する予定です。下旬の欧州議会選挙に向けて。
政府は6月から、個人投資家向けの新たな国債を発行します。 
新たな国債発行で、小口の個人投資家にとっても国債を魅力的にします。一方で、国の観点からすると、国債の国内保有を高め、対外脆弱性を縮小するのが狙い。

今日の見出し(2019.3.18)

オルバーン首相は15日、1848年革命記念日の式典におけるスピーチで、「キリスト教文化なくして欧州の自由はあり得ない」と訴えました。
米投機家ソロス氏やユンケル欧州委員長を名指しで批判することはなく、言わなかったこと自体が国内一部のメディアではニュースとして扱われました。