2018年7月30日~8月5日配信分

先週の主な動き 

内政・社会・外交分野: 民放テレビ局Hír TVが、政権批判から再び政権寄りに。オーナーだったシミチカ氏(オルバーン首相と15年に決裂)が売却し、1日から新体制発足。与党Fideszのメディア支配がまた大きく1歩進む。◆対ウクライナ関係がさらにこじれる。オルバーン首相が先に、同国のNATO、EU加盟の可能性は「事実上ゼロ」などと発言したことなどで。◆オルバーン首相は夏休みに。内政・外交ではニュースが少ない1週間だった。

経済面: BMWのハンガリー工場設立が最も大きなニュース。2023年に量産開始見込み。生産するモデルや、政府からの補助金規模は未発表。(7月31日速報分を拡大してお伝えします。)◆7月新車乗用車販売は約1.2万台、前年同月比29%増。

経済指標: 小売(6月)が前年比6.5%と引き続き好調。◆PMI(7月)は53.1と6月の53.0から若干上昇。

<<今週の配信内容>>

=内政・外交=
・民放Hír TV、政権批判から再び政権寄りに
・ウクライナがハンガリーに反発  こじれる2国間関係

=短信 (内政・外交)=
・Jobbik、欧州議会で保守EPP入り目指す
・国、スーパー病院の設計入札を公示

=経済・金融・産業=
・BMWのデブレツェン工場、2023年に量産開始見込み
・BMW工場用地、まずはデブレツェン市が地主から取得 440億Ft融資
・デブレツェンからM4高速道路アクセス整備へ EUから補助金
・7月新車販売台数、1.2万台超  前年比29%増
・MOL、バス会社ITKの過半数株式取得
・住宅価格、引き続き上昇(第1四半期)

=短信(経済・金融・産業)=
・チェコPPF、Telenor東欧事業買収を完了
・IMF、債務削減の加速を促す
・MOL、独プラスチック再生会社と協力協定
・OTP銀、アルバニアとブルガリアで銀行買収
・Qatar Airways、ブダペスト直行便を増加

=経済指標=
・小売統計 (6月速報)   前年比+6.5%
・ハンガリー製造業購買担当者指数PMI(7月) 53.1に若干上昇
・鉱工業品生産者物価指数(6月)  前年比7.5%増 最低賃金上昇など影響

◆◆ 7、8月はニュースは週刊に、また特集(内政概況、経済概況、オルバーン政権経済政策、自動車産業)の配信になります。◆◆
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