今日の見出し(2018.10.04)

ウクライナは本日、ハンガリーの領事1人を国外追放することを決定。72時間以内の退去が命じられています。一方、ハンガリー政府も直ちに対抗し同様の措置を講じ、ブダペスト市のウクライナ大使館から一人、国外追放に。二重国籍が認められていないウクライナで、ハンガリー領事館がハンガリー系住民に国籍付与手続きを受け付け、宣誓式などもしていたため。

会計検査院(ÁSZ)は、小野党の「対話」と「モメントゥム」への国の助成金交付の停止手続きを開始しました。本部に連絡がつかなかいなどのため。

経済では、政府が本日、EU域内他国への労働者派遣の指令の改正に関して、「域内で保証されたサービスの移動の自由を不均等に制限する」として、欧州司法裁判所に提訴したことを発表。派遣先国と均一賃金を強制するのは、労働者保護ではなく、保護主義的と反論。

欧州議会は3日、付加価値税(VAT)の税率上限を25%にする欧州委員会の提案を賛成多数で承認。今後、欧州理事会(加盟各国の首脳)で最終的に承認される必要があります。

EU28加盟国の中で25%超を課しているのはハンガリーのみ。ハンガリーの標準課税率は27%。

本日の配信 

=内政・外交=
・ウクライナ、ハンガリー領事を国外追放  ハンガリーも対抗措置で領事を追放
・ハンガリーとロシア、ガス輸入や直行便就航で合意
・会計検査院、小野党「対話」と「モメントゥム」への国の助成金停止

=経済・金融・産業=
・政府、EU労働者派遣指令改正で欧州司法裁判所に提訴  派遣先国と同一賃金で
・欧州議会、VAT上限を25%にするよう提案
・ヴァルガ財務相: 年金受給者30万人の再就労に期待
・ウクライナ人労働者の受け入れ、4600人に
・欧州財務相理事会、中小企業の負担軽減を承認
・中央統計局、賃金統計集計方法を来年から改定

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