今日の見出し(2019.10.09)

オルバーン首相はミシュコルツ市の他、グッドゥルー市も訪問。いずれも、地元市民の集会などには参加していませんが、国と協力する与党候補に票を投じれば、多くの補助金や支援を与え、ともに発展させられる、というメッセージを発しました。

オルバーン首相は明日10日は、「中道民主インターナショナル(CDI)」の会合出席のためイタリア・ローマを訪問。(CDIは、キリスト教民主主義に立脚する政党が中心の国際組織、本部ベルギー・ブリュッセル。オルバーン首相はCDIの副会長の一人。)

その後、11日(金)には、マクロン大統領とパリでワーキングランチを行います。会合の前には、エリゼ宮で短く記者団の質問に答えるとのこと。首相報道官が本日発表しました。

そのため、13日の統一地方選挙の前、2日間は国外にいることになります。

ジュールのボルカイ市長(与党Fidesz)とその周辺に関する腐敗疑惑などは、本日も独立系メディアにより報じられています。その中で、Fideszは基本的にセックスビデオは私的なことなのでコメントしないという立場。

Fideszには、国会議員や閣僚などにある党員のスキャンダルが報じられても、基本的には身内を批判しないという暗黙の掟があるとされています。身内を批判すれば、党全体を揺るがすというオルバーン首相の考えが反映されていると解されています。

副党首の1人ノヴァーク氏は、流出は遺憾、模範的ではなかったとしながらも、党として除名する必要はないという考えを示しました。

野党モメントゥムは、市長への抗議集会を地方選挙の前日、ジュール市市庁舎前で行うと発表しました。

今週金曜は、ガソリンは3フォリント、軽油は2フォリント値下がりの予定です。その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。
• ガソリン 386 Ft
• 軽油 405 Ft
価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差がありえます。

=内政・外交=
・ オルバーン首相、ミシュコルツやグッドゥルーを訪問 発展したいなら国と協力を
・ Fidesz副党首: ジュール現市長除名の必要ない
・ 野党モメントゥム、選挙前日にジュール市で抗議集会

=経済・金融・産業=
・ 7人乗りマイカー、需要過多で引き渡しに半年
・ WEF国際競争力ランキング: ハンガリーは47位に1段上昇
・ リストフェレンツ空港、第3四半期利用客470万人

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