今日の見出し(2019.11.20)

ハンガリーとポーランドは19日、EUの加盟各国との法支配状況の対話メカニズム強化案に反対。そのため、EU担当相会合では未採択に終わり、議長国であるフィンランドの担当相名でのみ提案が発表されることに。

ヴァルガ・ユディット司法相は、その前に、 Euronewsに意見記事を寄稿し、法支配には普遍的な基準が当てはまるわけではなく、次第に政治的武器として使われるようになっているなど、理論武装をきっちりして政府の立場を説明。

米政府によるイスラエルの入植容認姿勢への転換について、EUでは共同非難声明の発表は断念。ハンガリーが拒否のため。

ハンガリーは、米政府がイスラエルの首都をエルサレムと承認した際も、EUの共同非難声明発表を阻止していました。いずれも、国の外交政策は当該国の主権によるものという立場のため。

ブダペスト市の副市長は、今後5年内に市内の交通量削減措置を必ず講じると表明。検討対象になるのは混雑税、ディーゼル車の制限など。

=内政・外交=
・EU法の支配対話強化案  ハンガリーとポーランドが拒否
・ハンガリー、米政府のイスラエル入植地容認でもEU非難声明発出を拒否

=経済・金融・産業=
・ブダペスト副市長、市内交通制限にコミット  混雑税やディーゼル車制限も
・Moody’s:ハンガリー格上げは累積債務低下したら
・国内乗用車ストックはOpelが最多、50万台近く
・新車乗用車販売、輸入中古車販売と肩並べる

=小話交差点=
サッカー欧州選手権予選、ウェールズに敗北
プレーオフに

サッカーの2020年欧州選手権予選が19日、各地で行われ、E組ではハンガリーとウェールズが対決(於カーディフ)。ウェールズが2-0で下して予選突破を決めました。

予選では、A~Jの各組2位までの計20チームが出場権を獲得。来年3月にプレーオフが16チームの間で行われ、本大会出場の残る4チームが決まります。ハンガリーはE組で勝ち点12で4位に終わり、プレーオフへ。出場資格を得るには、ここで2試合とも勝利する必要がありかなり厳しい状況。

試合は、オルバーン首相もカーディフで観戦しました。

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