今日の見出し(2019.12.13)

EUは13日未明、首脳会合で2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることで一致。

オルバーン首相も今回は支持に。発電において石炭依存が強いポーランドは留保したが、反対はしませんでした。

オルバーン氏は会合後、今後取りまとめられる規制のなかで、より貧しい人々への負担をかけないという考えが含まれる土壌を確保できたと評価しました。

国とブダぺスト市の間で、2023年世界陸上競技場建設に関わる条件に関して合意。今月末までに政令として合意内容を確認、公告します。

ヴァルガ財務相は12日、来年の国の資金調達プログラムについて記者会見で説明。その中で、日本円、人民元建てでの「グリーン国債」発行もありうるとしました。環境関連事業への資金確保が目的。

=内政・外交=
・EU、2050年排出ゼロで合意  ハンガリーも今回は支持
・ブダペスト市と国、2023年世界陸上条件で合意

=経済・金融・産業=
・ヴァルガ財務相、2022年までに債務残高GDP比60%以下目標を確認
環境投資事業向けに円建て、人民元建て国債発行も
・ブダペスト6区、宿泊施設への課税引き上げAirbnbも

=経済指標=
・鉱工業生産(10月詳報) 前年比+6.1% 営業日調整後+6.4%確認

=小話交差点=
甘x辛の伝統チョコ菓子、再販売 オルバーン氏が頬張り話題に

ハンガリーでクリスマスツリーに飾る《szaloncukor(キャンディ型チョコレート菓子)》。中はキャラメルシロップになっていたり、ジェリー状になっていたりとバラエティがあります。

今年、大きな注目を集めたのはUniverが限定品としてつくったエルーシュ・ピシュタ版(szaloncukor Erős Pistával)。

エルーシュ・ピシュタは唐辛子(辛パプリカ)ペーストで、同社の看板商品の1つです。お料理に入れたり、外国人観光客にはお土産としてよく買われています。

このエル―シュ・ピシュタ版、当初は非売品、法人顧客への贈り物としてつくったものでしたが、オルバーン首相が自身のFacebookで複数個、執務室で頬張ったことを示す画像を投稿。そして、

“Erős Pista. Erős Magyarország // Strong Steve. Strong Hungary”

と一文を加えたことが話題になりました。

Erős は、「辛い、強い」という意味。PistaはIstvánの愛称で、 Istvánは英語名にするとSteve。

そのため、直訳すればStrong Steveですが、その響きがやや滑稽だったこと、またオルバーン氏らしく「強いハンガリー」とかけたことで人々の記憶に残ることに。

Univerはこれを受け、限定商品として販売したところ、あっという間に売り切れました。そのため本日、提携するUniver-Coopの店で再販売開始したと発表。ブダペスト市内では以下の2店舗のみになっています。

◇ UNIVER 61.ABC Budapest
1204 Budapest, Orsolya utca 17.

◇ UNIVER 62.ABC Budapest
1096 Budapest, Haller utca 84-86.

その他の店舗については、Univer-Coop Zrt のFacebookでご確認ください。

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