今日の見出し(2019.12.20~2020.01.05)

オルバーン首相は、クリスマス前に病気になったものの快復。5日は、チェコ・バビシュ首相の招待を受け、プラハ国立歌劇場の改装後初のガラコンサートを鑑賞しました。

オルバーン首相は、2020年は欧州にとって試練の年になると発言。これまで欧州は移民と経済政策で2つの失敗を挙げたとしました。

対照的に中欧はEU域内の成長エンジンになっており、本年はそれを維持すること、そして家族政策を拡充していく方針を改めて示しました。

本年は、国内では議会、欧州議会、地方選挙はありません。次の選挙は2022年の議会選挙。与党Fideszは、昨年の統一地方選挙において一部重要地域で敗北したことを受け、支持強化を図ります。

その中で、まず注目されるのは1月26日のジュール市長選挙。スキャンダルにまみれたボルカイ前市長(元Fidesz)が引責辞任をした後、与党が市長の座を維持できるのか、野党が奪取するのか、予断を許しません。

経済では、政府は本年前半に、追加的な景気刺激策を取りまとめる予定。税負担や手続き軽減などが中心になる見通しです。

=内政・外交=
・オルバーン首相:2020年は欧州試練の年
・オルバーン氏、欧州議会・保守改革グループ加入も真に検討 -Fidesz幹部
・2023年世界陸上、ブダペスト市の条件実現を決議に
・アーデル大統領年頭所感:自然の保護訴える
・野党DK、イラクからの兵士撤退を要求

=経済・金融・産業=
・来年の最低賃金、修正なしで8%増の見込み
・2020年の最低賃金、当初合意通り8%アップ 16.1万Ft
・財務省:20年前半に追加景気下支え対策
・家族政策、10万件近くの申請 7人乗りマイカーは2.3万件
・2019年新車 乗用車販売台数、15.8万台、前年比15.6%増   12月は66.6%増
・Suzuki、4年連続国内新車販売トップ  シェア16%超に伸ばす

=経済・金融・産業 短信=
・経済競争庁、Telenorに18億Ft課徴金
・Opus、マートラ火力発電所を国に売却
・リストフェレンツ空港、乗降客数の記録更新 1600万人

=経済指標=
・企業・消費者信頼感指数(12月)  過去3年最低に
・ハンガリー製造業購買担当者指数PMI (12月) 53.9に上昇
・人口動態(1-10月期 速報) 婚姻数が引き続き上昇

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