今日の見出し(2020.01.31)

新型コロナウイルスの欧州地域での感染状況については、本日、英国ロシアで初確認されました。また昨日は、フィンランドイタリアで初めて確認。

ハンガリーでは引き続きありません。

31日15時30分現在、欧州地域は以下となっています。

フランス:5人
ドイツ:4人
イタリア:2人
フィンランド:2人
英国:2人
ロシア:2人

一方、上海航空は、ブダペストと成都、西安を結ぶ便の欠航を決定。上海便は通常通りの運航。

オルバーン首相が、定例のラジオインタビュー。不法移民、新型コロナウィルス、「刑務所ビジネス」、分離教育を受けたロマへの賠償について話しました。目新しいことや政策の転換を示す発言はなく、これまでの考えを繰り返しが中心。

ロマへの賠償金については、裁判が起こされたジュンジュシュパタ市の状況を説明。住民の8割を占める「ロマでないハンガリー人」が多数派でありながら、不利な状況に置かれていると述べました。

オルバーン首相は前回17日のインタビューでは、「ロマ」「ハンガリー人」と明確に分けて発言していたものの、今回は後者について「ロマではないハンガリー人」と言い方を修正。もっとも、考え方自体に変化は見られませんでした。

本日発表の賃金統計では、11月は平均40.3万Ft(前年同月比13.9%増)と、初めて40万Ftを超えました。これは、11月、12月に集中する特別手当(賞与含む)が反映されたもの。

1-11月期では36.4万Ft(前年同期比11.2%増)でした。

=内政・外交=
・上海航空、中国便の一部を欠航に 3月下旬まで
・オルバーン首相インタビュー:きちんと働く「ロマでないハンガリー人」の味方
・Fideszシンパがデモ  野党区長の「白人、キリスト教、ヘトロ」発言で

=経済・金融・産業=
・個人所得税引き下げは21年もなし
・ハンガリー再生可能エネルギー率は12.5%  自国目標13%届かず
・賃金調査 (1-11月) 給与総額 36.4万Ft 11.2 %上昇 11月単月では40.3万Ft

=小話交差点=

女子ダブルスでバボシュ選手ら優勝

全豪オープンテニス・女子ダブルスで、バボシュ・ティメア(ハンガリー)と、クリスティナ・ムラデノヴィチ(フランス)が優勝しました。

決勝の相手はストリコヴァ(チェコ)とシュウェイ(台湾)。6-2、6-1のストレート勝ちでした。
バボシュ・ムラデノヴィチ組は、2018年優勝、2019年準優勝、そして今回の優勝という快挙となりました。

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。