今日の見出し(2020.02.27)

新型コロナウィルス関連では、ハンガリーでは確認された例はまだありません。

グヤーシュ首相府相の本日の定例記者会見によると、7件について昨晩検査を行ったものの、引き続き陽性反応は出ていないとのこと。

イタリアでの感染者数は増加が収まる傾向はまだ見えず。16時半現在、確認数は528人。死者は14人に。一方で、デンマークやルーマニアなどでも感染が初確認されました。

政府はパニックしないようにと呼びかけているものの、ブダペスト市や近郊の大型小売店(AuchanやTesco)などでは昨夕、保存食品(缶詰、パスタ、米)の棚が空っぽになる事態が発生。

しかし全国小売業界連盟(OKSZ)は本日、売り切れは重要の急増による一時的なもので、今後、品薄になると心配する必要はないとしました。

一方で、手指消毒ジェルはほとんどの店で、補充したとたんに売り切れる状態。また、刑務所で増産しているはずのマスクも入手困難になっています。

政府は本日、10項目から成る市民への勧告を発表。(末尾をご覧ください)
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Audi Hungaria経営陣は27日、賃金交渉で第3次回答を労組(AHFSz)に提示。基本給の引き上げ額を積み増しに。

就労者数(11月-1月)は450万人弱と、10-12月よりやや減少。前年比では増加。失業率は3.4%とやや上昇なるも引き続き低い水準。

=内政・外交=
● ブダペスト市議会、予算を決定

=経済・金融・産業=
● 欧州委・国別勧告書: 成長率は好調だが、前進ほとんどなしの分野も
● Audi賃金交渉: 経営側が第3次回答 基本給は各年4~4.5万Ftに引き上げ提案
● Wizz Air、イタリア行を減便 新型肺炎受け需要縮小

=経済指標=
● 就労者数(11月-1月) 450万人弱 前年比1.7万人増
● 失業者数(11月-1月) 16万人  失業率3.4%

=新型コロナウィルス関連=

政府による市民への勧告/要請
(政府広報センターKTK 27日発表 *以下は非公式な訳です)

1. 最も重要なこととして、感染者が多く出ている地域への渡航は自粛する。

2. どうしても訪問が必要な場合は、該当する地域を所管するハンガリー大使館、領事館に登録する。(ハンガリー人の場合)

3. 感染地域からの帰国者は、公共の場所(人の多く集まるような場所)には行かないように。

症状がある場合は(熱、咳、のどの痛み等)、自宅に留まり家庭医 (háziorvos) に「電話で」知らせるか、もしくは公衆衛生当局が設置したフリーダイヤル06-80-277-455もしくは06-80-277-456に電話する。

4. 自宅にいる場合は、家族その他の同居人にも気をつけ、できる限り近づかない。

5. 手洗いを定期的にまんべんなく行うこと。特に、人が多く集まるような場所にいた場合。例として、公共交通機関の利用後。

6. 家族で最近イタリア北部に旅行した場合、子どもは学校を2週間休ませるように。

7. 同様に、最近イタリア北部に旅行した場合、職場には行かず自宅で待機するように。これについては、企業、雇用主の協力を求める。

8. 最近イタリア北部に渡航した大学生も、自宅で待機するように。

9. 周囲の人々にも目を向ける。自分の周囲でハンガリー人、外国人に関係なく、感染地域に最近渡航した人がいれば、大勢が集まるような場所には行かず自宅で待機するよう促す。

10. 感染が疑われる場合、もしくは陽性反応が出た場合は、当局と協力するように。

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