今日の見出し(2020.10.05)

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新規確認 905
死亡 11

《 》内は前日比
アクティブ感染者 22,482《+199》
入院649、呼吸器40

ハンガリー医療システムに大きなインパクトを与えることになる法案が、政府から提出されました。

公立病院勤務の医師の給与を3年かけて「かつてないほど」大幅に引き上げ。その代わり、かねてから悪習慣と問題になりながら根付いている医師への「謝礼金」は贈る側も、受け取る側も贈収賄罪となり禁固刑の対象にも。

法案は、オルバーン首相が週末にハンガリー医師会と合意したものに基づいています。

これまで重労働で低賃金のため、国外やプライベート医療への流出(またはアルバイト的な掛け持ち)、医師への謝礼金といった問題には風穴があけられそうです。しかしそれに伴う大きな混乱も考えられます。国内で近年、大きく成長してきたプライベート医療には大きな打撃になる可能性も。

本日の配信では、ここ1-2週間、国内で話題になっている児童本「おとぎの国はみんなのもの」についても取り上げています。同性愛者、ロマなどマイノリティの権利擁護や寛容性の拡大を狙ったもので、例えばシンデレラは実は男性で、別の男性に恋焦がれるというようなストーリ=が出てきます。出版と同時に国内では賛否両論に。オルバーン首相もコメントしました。

=コロナ関連情報=
●感染状況

=内政・外交=
● 政府、3年3段階での医師給与引き上げの法案を提出 熟練医師は月240万Ftに
オルバーン首相:「かつて見たこともない」引き上げ 引き換えに謝礼金は禁止
● バーリー欧州議会副議長:EU補助金と法の支配紐づけメカニズムに拒否権発動なら、補助金失う
● LMBTQなどマイノリティ権利啓蒙の児童本で賛否両論の議論

=経済・金融・産業=
● 首相顧問:就労者500万人が目標
● 国立銀行:国内金融部門にシステミック・リスクなし
● 国際エクスプレス事業DPD、ブダペストに配送センター設立

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