今日の見出し(2021.04.26)

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国内 新型コロナ感染状況( 26日 )
《 》内は前日比

新規 1936 (累計771,454)
死亡 176 (累計26,801)

現在感染者258,218《-2468》
入院 6443《+159》呼吸器782《-8》

検査数16,635 陽性率11.6%

ワクチン接種者
1回 3,603,901
2回 1,665,067

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過去7日間 (4/19~4/25)

新規:合計 19010 (平均 2716人/日)
死亡:合計 1411(平均206人/日)

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政府は26日朝、ワクチン接種400万人達成翌日に実施する緩和措置の詳細を官報で発表。先週発表済みの措置に加えて、新たな措置も明らかになりました。(号外配信済み)

本日発表のデータは、入院患者数を除きすべて減少。入院患者数は1週間ぶりに前日比で増加しました。

先週1週間(4月19日~25日)は、新規感染者数は前週比37%減。死者数も20%減と、前週比で確実に低下したのは第3波突入後、初めてとなりました。(もっとも引き続き、死者数は毎日200人前後)

ハンガリーでは23日に、半年ぶりにレストラン・カフェのテラス席がオープン。オルバーン首相も自身のFacebookにビールのグラスを上げている画像をアップ(ただし背景のレストランは合成?という声もあります)

天気も良かったこと、また夜間外出禁止も23時からと1時間ほど遅くなったため、ブダペスト市内中心部などでは昼も夜も相当な人出で、お祭りのような雰囲気となりました。

ムッレール主席医務官は本日の記者発表で、感染データは改善していること、下水中のウィルス濃度は低下しているとしました。しかし引き続き高いため、注意が必要であること、またテラスで楽しむためにも若者にもワクチンを接種してほしいと呼びかけました。

ワクチン接種は既に先週末から、希望登録さえしていれば家庭医らからの日時通知を待たずとも、自分でサイトで簡単に予約できると強調しました。

インド型変異株は、ハンガリーではまだ確認されていないとのこと。

政府は25日、接種2回後のコロナ感染、死者数をワクチン別に公表。グヤーシュ首相府相が先週、「シノファームはファイザーより良い。一番良いのはスプートニク」と述べていたのを具体的に示したもの。

これによると、確かにファイザーを2回接種したにもかかわらず感染し死亡した人は175人。対してシノファームは78人。

しかし、このデータは不明な点が多すぎ、単純な比較はできないと非政権系メディアは指摘。例として感染者や死者の年齢、基礎疾患の有無、接種後いつ感染したかなど。また、これまで配布された各ワクチンの数も含まれていません。

ファイザー開発の立役者カリコー・カタリン氏(ビオンテック副社長)も、そもそもファイザーは高齢者、基礎疾患を持つリスクグループに多く配布されていることを指摘しました。一方、シノファームやスプートニクは基礎疾患を持つ人に配布されていないとしました。

Mercedes-Benzは半導体不足での生産休止を確認。休止中は、新モデルへの準備の他、工場では従業員向けのワクチン接種所を設置したとのこと。

=コロナ関連情報=
■  感染状況
■  政府、ワクチン接種後の感染、死者データ公開 中・露製の方がファイザーより良いと強調
■ ファイザー開発カリコー氏、政府のワクチン接種後データの欠陥指摘

=内政・外交=
■ オルバーン首相、欧州委員長と協議 復興基金や法の支配など

=経済・金融・産業=
■ Mercedes-Benz工場、休止期間中は新モデル準備に ワクチン接種会場設置
■ リストフェレンツ空港経営会社、欧州委に懸念伝える ――ハンガリー政府が売却圧力かけている
■ 自動車部品サプライヤーIron-Tech、ポーランド企業に買収される

=経済指標=

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