今日の見出し(2021.06.09)

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国内 新型コロナ感染状況( 9日 )
《 》内は前日比

新規179 (累計806,385)
死亡6 (累計29,889)

現在感染者56,096《-1650》
うちブダペスト市 3464人

入院 549《-42》うち呼吸器58《-5》
検査数 13560 陽性率 1.3%

ワクチン接種者 (全人口比接種率%*)
1回 5,296,926 (54.4%)
2回 4,073,520 (41%)

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過去7日間

新規:合計1398 (平均 199人/日)
死亡:合計 115(平均16人/日)

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国内は、新型コロナ防衛から、コロナ後に経済をいかに迅速に回復、成長につなげ、社会をどう豊かにしていくかに重心が移っています。

来春には選挙を控えているということもあり、財政は一層拡大方向に。

オルバーン首相は本日、家族フレンドリーな大規模な減税方針を表明。子どもを育てる親が本年納付する個人所得税を、来年1-2月に返還します(少なくとも平均給与分までで、一定の上限は設ける見込み)。

ただしこれは、本年の経済成長率が5.5%以上に達したら実施という条件付き。もっとも、第1四半期GDP伸び率で示された好調な回復が続けば、十分達成が可能な範囲。

また、最低賃金も来年は、おそらく2段階で20万フォリントへ引き上げることを目指すとしました。

コロナ後の対応としては2つの「対策本部」――経済活動再開と社会活動再開ーーを設置すると発表。前者はスィーヤールト―外務貿易相、後者はノヴァーク家族担当相が率いることになります。

5月の消費者物価指数は、前月に続き5.1%と高い水準が続きました。

ハンガリー国立銀行は今月下旬の金融政策決定会合で、利上げを行う見通しです。

=コロナ関連情報=
■  感染状況
=内政・外交=
■ 欧州委、Klubrádió問題でハンガリーに対し侵害手続き開始
■ ローマ法王、ハンガリー訪問時にはオルバーン首相とアーデル首相とも会見
■ カラーチョニ市長、最高裁で争う意向 「ティボルツ税」で

=経済・金融・産業=
■ オルバーン首相:成長率5.5%達成したら、子ども家庭の本年の個人所得税返還する
22年は最低賃金20万Ftが目標
■ 国立銀行、6月に利上げ見込み
■ オルバーン首相とマトルチ国立銀行総裁、経済金融政策で不一致増大
■ 国会、パクシ原発建設でのロシア借款返済変更を承認
■ 経済競争庁、Goggleの調査開始

=経済指標=
■ 消費者物価指数 (5月) 5.1% 過去8年最高水準続く
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