今日の見出し(2021.09.03)

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◇ブダペストでは5日から12日まで第52回国際聖体大会が開催されます。
12日の最後のミサには、ローマ教皇フランシスコも訪問。

これに伴い、市内の英雄広場周辺は車両一時通行禁止になります。
~9/13 18時→ 英雄広場は車両進入禁止
9/3 18時 ~ 9/6 6時(オープニング式典は5日15時開始、ミサは16時開始)→英雄広場に加え市民公園、アンドラーシ通り一部と周辺の道路は車両通行禁止
9/10 18時 ~ 9/13 6時 (「パパモビル」によるパレードは12日10時半から、最後のミサは11時半から) →英雄広場、市民公園、アンドラーシ通り一部と周辺の通りは車両通行禁止
9/10 20時 ~ 9/12 6時 (11日17時からコッシュト広場でエルドゥー・ペーテル大司教による最終日前日のミサ)→コッシュト広場周辺の道路は車両通行止め

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国内 新型コロナ感染状況( 2日発表 )

《 》内は前日比

新規 247 (累計813,040)
死亡1 (累計30,061)

現在感染者4,991《+167》
うちブダペスト 1271《+54》

入院 149《+11》うち呼吸器19《+3》

検査数 10882 陽性率 2.27%

ワクチン接種者
1回5,799,584 (全人口比59.6%)
2回 5512,118 (全人口比56.6%)

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過去7日間

新規:合計1334 (平均 191人/日)
死亡:合計 4(平均0.6人/日)

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ワクチン別・年齢層別の接種後の感染率が明らかに。本日の配信では表にして詳しくお伝えしています。

全体では
1回目接種21日以降
感染率 0.2%
入院率 0.05%
死亡率 0.012%

2回目接種21日以降
感染率 0.086%
入院率0.013%
死亡率0.003%

となっています。

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今日の見出し

=コロナ関連情報=
■  感染状況
■ ワクチン別・年齢層別、接種後の感染率明らかに

=内政・外交=
■ ブダペスト副市長:市に2023世界陸上拒否の法的権限はおそらくない
■ ヴァルガ司法相:ハンガリーの例や提案に傾聴する人が増えている

=経済・金融・産業=
■ パッラグ商工会会頭:物価上昇で最低賃金20万Ftでも足りない
■ ハンガリー系不動産グループ、Auchan少数株式取得で交渉開始
■ 輸入中古車販売(8月)、前年比12%増

=経済指標=
■ 小売売上高(7月)  前年比3%増

■■その他■■
昨晩のハンガリー・イングランド戦でまた差別的行為
FIFAが調査に

ここ最近、ブダペストでサッカーの試合があるたびにサポーターの差別的行為が問題になっています。

昨晩は、プシュカーシュ競技場で、カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のハンガリー代表 vs イングランド代表の試合がありました。
試合自体は0-4でハンガリーの惨敗。

ここで以下の差別、問題行為があったと報じられており、国際サッカー連盟(FIFA)も調査を開始するとしています。

・イングランド代表MFジュード・ベリンガム(ドルトムント所属)と、FWラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ所属)に差別的行為があった。

・紙コップやボトルが投げ込まれ、イングランドの3点目が決まった時には発炎筒も投げ込まれた。

・試合前にイングランド代表の選手たちが人種差別に抗議する片膝つきのポーズを取ったところブーイング。(片膝つきについては、オルバーン首相自体が、奴隷制があった国が背負う問題であり、そういった歴史がなかったハンガリーにとってはそぐわない;ハンガリー人が片膝をつくのは神、国に対して、そして結婚プロポーズのときのみ、として不快感を示していた経緯があります。その際、選手はホームの国の文化を尊重すべきと主張していました。ハンガリー経済情報2021年6月10日付参照)

ハンガリーは今年6月のユーロ2020の試合で差別行為が確認されており、欧州サッカー連盟(UEFA)の3試合を無観客で行う処分が下っていました。しかし今回はFIFAの試合だったために、6万人の観衆の中で行われました。

これについてはジョンソン英首相も自身のツィッターで投稿:

「これは全く受け入れられない。イングランド代表選手らは昨夜、ハンガリーで人種差別行為を受けた」

そして、FIFAに対して、「この種の不名誉な行為が、試合から根絶されるよう、責任者に対して断固とした行動をとることを促す」としました。

これを受けて、スィーヤールト―外相は、ジョンソン首相とは友好的な関係としながらも、7月のEURO2020の決勝ではイングランドサポーターがイタリアの国歌斉唱中のブーイングなど問題行為があったことを挙げ、「政治の世界でもスポーツの世界でもダブルスタンダートは許されない」としました。

スィーヤールトー外相は、自国サポーターの問題行為については触れずじまいでした。

ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は別途、発煙筒やコップを投げ込んだ人物については確認でき次第、警察に届け出るとする声明を発表。罰金の他、2年間観戦禁止処分になりうるとしました。

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