今日の見出し(2018.06.05)

国会では本日から、「ストップ・ソロス」法案と基本法改正案の審議が開始。

野党社会党は、当然のことながらどちらも反対。基本法改正については、EU価値と逆行するもので「全く受け入れられない」としました。

ストップ・ソロス法案についても、違法流入者の支援者について、いったい密入国斡旋業者のことなのか、NGOのことなのか明白ではないと指摘。前者を罰するのであれば支持するとしました。

これに対して与党Fideszは、ハンガリーの野党は移民支持であり、ソロスの計画に従って移民をハンガリーに流入させようとしていると主張。「もしハンガリーを守る行動計画に賛成しないなら、自らがソロスの傭兵であり祖国を守りたくないと証明しているだけだ」としました。

グヤーシュ首相府相は、来週国会に提出する2019年度予算法案について、成長を確実にするためのものになると発言。欧州、特にユーロ圏では「危機の兆候」が見られるため、準備金も大幅増額へ。

オルバーン首相は週末、フランスでの債務上昇、米国との貿易紛争などで、新たな経済危機が起こるリスクがあるとし、それに備える必要があると大臣らに伝えたとされます。

経済では、GDP第1四半期の詳報が発表され、前年比4.7%増を確認。

本日の配信 

=内政・外交=
・ 2019年度予算案、確実な成長に重き
オルバーン首相は、「新たな経済危機」念頭に  ユーロ圏先行き不透明

=経済・金融・産業=
小売チェーン売上高ランキング Tescoが首位守る
・国、メーサーロシュ氏の太陽光発電所を買収へ
・メーサーロシュ氏、国内最大級のイソグルコース工場の75%株主に

=経済指標=
・GDP(18年第1四半期・詳報): 前年比+4.7%(調整値)を確認
・小売統計 (4月速報)   前年比+6.0% 伸び率低下

=小話交差点=

日本の「チームラボ」、期間限定「未来の遊園地」

「共創」 -日本のteamLab(チームラボ)が「共同で創造する」未来の遊園地(Future Park)が、ブダペスト市中心部アンドラーシ通りで、6月1日から12月16日まで期間限定で開催されています。

こども達が手書きした動物がレーザーで3D画面で動き回るなど、クリエイティブでインタラクティブ。まさに未来の遊園地。

今回、teamLab社とハンガリー企業の協力で実現。teamLabは、日本各地、また国外でもれ―ザー技術を使ったアート、学びと遊びを合体させた教育活動を展開しています。

場所:Andrássy Élményközpont, Budapest 1061 Andrássy út 39
詳細はこちらから

チケットは、平日大人3,400Ft、12歳まで2,400Ft(週末はそれぞれ3900Ft、2900Ft) 3歳まで無料。学割、家族券、団体券あり。

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