今日の見出し(2019.2.14)

政府は、EliosのLED街灯設置事業で、EUに補助金を請求しないことを認めました。Eliosは、首相娘婿がかつて出資していた会社。次々に受注したのは腐敗があったと指摘されています。ただし、政府は、今回、EUに請求しないのは、腐敗のためとは認めていません。

経済での大きなニュースは、GDP(10-12月; 2018年通年)。市場予想を上回る高い数値が示されました(速報値):

10-12月期は

前期比+1.1%
前年比+5.0%(未調整値); +4.8%(調整値)

内需が引き続き牽引。

2018年通年では

前年比+4.8%(未調整値)、+4.9%(調整値)と、2004年以来の高い水準に。

ヴァルガ財務相は、政府の18 年の公式成長率予測 4.3%を大きく上回ったことを歓迎。世界、EU経済成長は鈍化しているが、ハンガリーは今後も EU 平均成長率より最低 2 ポイント上回る成長を確保したいと強調。

大手企業が次々と賃金交渉で労働者と合意。ディスカウント小売りチェーンLidlはベア15%、鉄鋼大手Dunaferrは13%と、二けた台がスタンダードになっています。

本日の配信 

=内政・外交=
 政府、Eliosの事業で、EUへの補助金請求取りやめる

=経済・金融・産業=
・ヴァルガ財務相: 18年成長率は予想上回り好調 今後もEU平均+2%成長が目標
・Tescoの労使、賃金交渉終了 社内最低賃金は21.5万Ftに
・Tescoの給与課スタッフのスト、終了 使用者と合意
・ディスカウントLidlの給与は26.7万Ftから、15%増
鉄鋼大手Dunaferrは13%増
・ハンガリー塗料Poli-Farbe、ポーランド同業に買収される
・IKEA、在庫管理にドローン ハンガリースタートアップの技術採用
・Auto Wallis、BMW中古車用高級ショウルームをオープン

=経済指標=
・GDP伸び率(10-12月期): 5.0%増(未調整値)、4.8%増(調整値)
・通年では4.8%(未調整)

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