今日の見出し(2019.3.13)

グヤーシュ首相府相によると、オルバーン首相とウェーバー氏(欧州議会会派EPPの欧州委員長候補)は、FideszはEPPに残るべきという共通認識を持っています。

オルバーン首相は、「役に立つ馬鹿」発言は、誰かを傷つけるつもりはなかったが、EPPメンバーを傷つけたのであれば謝罪すると述べたとのこと。

グヤーシュ氏は、結局のところ、EPPでのFidesz排除問題の本質は移民政策の違い、と政府の見解を繰り返しました。

街中では、政府の家族政策「広報」のための巨大看板が、登場し始めました。これまでのユンケル欧州委員長と米投機家ソロス氏の反ブリュッセルキャンペーン(「あなたには知る権利があります、ブリュッセルが何を企んでいるのか」)に代わるもの。

韓国系タイヤHankookでは、経営陣が当直の労働者のうち7割はストに参加せず、通常通り労働していると発表。ストはうまくいっていないと間接的に示しました。また、労組側が「経営側が脅している」と事実無根の情報をメディアに流しているとし、今後はいちいち反応しないと宣言しました。

一方WesCastは昨日午後、労使間での交渉が妥結。時給を200Ft引き上げることで合意しました。

15日(金)は、ガソリン2Ft値上がりの見込み。軽油は据え置き。平均小売価格は以下になります。

◎ ガソリン(95オクタン)⇒ 366Ft
◎ 軽油 ⇒ 392 Ft
ハンガリー石油ガス会社MOLは毎週水・金に卸売り価格を改定しています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大 50 Ftの違いがあります。

本日の配信 

=内政・外交=
・グヤーシュ首相府相: EPPからのFidesz排除問題の本質は、移民政策の違い
「役に立つ馬鹿」発言では必要なら謝罪
・家族政策「広報」の看板登場  反ブリュッセルに代わり
・カラーチョニ氏とプジェール氏: 市長候補者選びで敗れたら相手を支持

=経済・金融・産業=
・自動車部品Wescast、時給200Ft引き上げで合意
・流通Metroでもストライキ委員会結成
・Hankook経営陣、スト実行力は限定的と強調
・銀行協会会長、国立銀行副総裁に就任へ

=経済指標=
・鉱工業生産(1月) 前年比+4.4% を確認
自動車・自動車部品は+4.8% Audiスト影響は限定的

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