今日の見出し(2019.04.17)

ドイツ政府は本日、2019年の経済成長率予想を0.5%とし、従来の予想から半分に削減。製造業の不振による景気減速が鮮明になり、過去3カ月で2度目の下方修正を余儀なくされました。この予想は、2013年以来の低い水準。

流通大手Metro労働者らは本日12時から、国内の各店舗でストを開始。16時終了予定。先週金曜の警告ストライキに次ぐもの。

オルバーン首相の長女の夫ティボルツ氏らが支配する会社が、市内一等地の歴史的建物3軒を改修することに。一部はマリオットの高級ブランドホテルとして経営されます。

経済週刊誌HVGによると、屋外広告会社Mahirが同誌の新刊表紙の広告掲載契約を一方的に破棄。明日発売の最新号は、ロガーン首相府相の妻ツェツィリアさんが表紙。政権癒着の実業家らから甘い汁のおこぼれを得て、一人の主婦がどのように事業を拡大させたかがテーマです。

Mahir(体制転換前は国営)は、HVGの1979年創刊以来、最新号の表紙を屋外広告で掲載していました。それは、体制転換後、同社が民営化され、時の政権が右寄り、左寄りになってもずっと続いていたこと。Mahirは、もともとはオルバーン首相の元ライバル実業家シミチカ氏がオーナーでしたが、昨春選挙後に撤退。その後、首相と緊密なメーサーロシュ氏の弁護士が支配下に置いています。

本日の配信 

=内政・外交=
・政府、“Hungary Helps庁”を創設 国外の迫害されたキリスト教徒ら支援事業に
・首相、マクロン大統領やカトリック大司教にお見舞い

=経済・金融・産業=
・流通Metro、全国的にスト
・EU新車乗用車登録台数: 3月は3.9%減   1-3月では3.3%減
・大統領、パタイ氏を国立銀行副総裁に任命
・ヴルシュマルティ広場の歴史的建物、5つ星ホテルに改築 -首相義理息子の会社
・ポーランドPepco、273億Ft投じて巨大物流センター建設
・信用金庫会長、TV2買収の見込み

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