本日は、昨日の欧州議会選挙の結果を中心にお伝えしています。
与党 Fidesz・KDNPの得票率は52.23%。引き続き、圧倒的な強さを見せました。ただし、予想されていた14議席には届かず、13議席に。
最も予想外の結果となったのは野党。民主連合(DK)と17年に結成されたばかりのモメントゥムが好成績を収めた一方、社会党・対話、Jobbikは厳しい敗北に。さらにLMPは惨敗。秋の地方選挙に向けて、野党ら(極右「我々の祖国運動」除く)は、統一候補擁立の方向で協力調整する動きを見せていますが、有権者に何を訴えるのかは練り直しが迫られそうです。
欧州全体では、定数751のうち、二大会派の中道右派・欧州人民党(EPP)と中道左派の欧州社会・進歩連盟(S&D)がそれぞれ179 議席、150 議席と大幅に数を減らしました。合計では329 議席で過半数割れに。(前回選挙では412議席)
ただし、親EU勢力のなかでもリベラル会派は40議席増の107議席、緑の党は20議席増の70議席となりました。そのため、親EUの4会派全体では、失った議席はそれほど多くなく、506議席を確保。一方で、EU懐疑派、ポピュリスト、極右とされる勢力は拡大。
EPPとS&Dが過半数を得るためにどこと組むのか、またオルバーン首相がEPPに残るかとうかなどが注目されます。(欧州議会全体の獲得数についてはIndex.huを元にしています)
自動車燃料は29日、値下がりします。 ガソリン(95オクタン)は3Ft、軽油は6 Ft引き下げの見込み。
給油所での平均小売価格は以下になります:
ガソリン: 409 Ft
軽油: 410 Ft
*給油所により最大50Ftの差があります。価格はすべてリットルあたり。
*ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に卸売価格の見直しをしています。
本日の配信
=内政・外交=
欧州議会選挙特集
・選挙結果
・主要点
・オルバーン首相の発言
=経済・金融・産業=
・欧州8都市、2050年までにネットゼロ目指す ハンガリーはブダウルシュ市
・ブダペスト商科大学、ザラエゲルセグにイノベーションセンターを開所
=経済指標=
・企業・消費者信頼感指数(5月) やや上昇 +4.3に
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