今日の見出し(2019.05.30)

政府は、内外から批判が大きかった行政裁判所の開始を無期限で延期することを決定しました。

注目される欧州委員会の次期委員長候補の人選。グヤーシュ首相府相は本日、ダークホースとして急浮上しているバルニエ氏(英国のEU離脱でのEU側主席交渉担当官)も「ありうる」としました。

ドナウ川の船転覆事故では、依然として韓国人観光客ら21人が行方不明。ドナウ川の水位が高く、流れも速く水圧も高いため、捜索は難航。危険な状況にあるため、ダイバー潜水を伴う作業は、週末までできないのではとされます。(朝の号外ではOrigo.hu・MTIの記事を元に16人としましたが、警察の10時の発表では21人。その後更新情報はありません)

死亡者は7人。病院に搬送された7人のうち、6人はすでに退院。遺族・家族の他、韓国外務大臣もブダペスト入りします。また、韓国から27人のダイバーも到着予定。

経済では、政府が13項目から成る景気下支え策を発表。税率の引き下げ、税の簡素化などが含まれます。例として、大企業による毎年12月の法人税の暫定的前払い制度を廃止。また、ホテルなど宿泊サービスへのVAT(付加価値税)は、現在の軽減税率18%から、さらに5%へ。しかし同時に、4%の「観光貢献税」も導入。

賃金調査 (3月) で、給与総額は 36.7万Ftと、前年同月二ケタ台の増加が続きます。投資(1-3月)の伸びは、再び加速。前年同期比26.4%増に。

本日の配信 

=内政・外交=
・政府、行政裁判所の無期限延期を決定
・グヤーシュ氏: 欧州委員長候補にバルニエ氏ありうる
・ドナウ川の船転覆事故、依然として21人行方不明
刑法上の過失事件として捜査 (続報)
=経済・金融・産業=
・政府、景気下支え策を発表  税軽減、簡素化など13項目
=経済指標=
・賃金調査 (3月) 給与総額 36.7万Ft 10.2 %上昇
・固定資本投資 1-3月期 26.4%増  伸び率は再び上昇
当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。