今日の見出し(2019.09.17)

EU担当閣僚が昨日行った、ハンガリーの法支配などに関する公式ヒアリングでは、司法制度、NGO、政権によるメディア支配などテーマは多岐に渡りました。ハンガリーのヴァルガ司法相は、移民拒否への「魔女狩り」と予想通りの反論。

ヴァルガ氏は、法支配状況など評価する際は、欧州委などEU機関ではなく、各国が指名する専門家らが行うべきとしました。

議長国フィンランドの担当大臣によると、会合では評価することはなく、引き続き事情の把握に努めるとのこと。同時に、「魔女狩り」ではなく、EU条約7条の手順に沿って粛々と進めているだけと言及。

イタリア外相が、ハンガリーを批判。同国が移民救助船の寄港を許可したことについて、ハンガリー側が遺憾で欧州にとって危険としたことから、するどく反論しました。

ブダペスト市長候補の支持率について、世論調査3社の結果比較を掲載しています。いずれもタルローシュ氏が一歩リード。

7人乗りマイカー購入に補助金250万Ftを支給するプログラムでは、既に700台分について契約済み。一番人気はDaciaになっています。ブランド別の台数を含めました。

フォリントは再び低下。市場では本日午前、対ユーロで333Ft台となり、過去最安値に。午後にはさらに下落し13時過ぎには334.28Ftを記録。15時17分現在は、333.98Ft。対ドルでも午後一時期303.35Ftと、2001年7月以来最安値に。

=内政・外交=
・ ヴァルガ司法相:  EUヒアリングは移民受け入れ拒否への報復
・ イタリア外相、ハンガリーを強く批判 移民救助船の寄港許可巡り
・ ブダペスト市長選、候補者の支持率比較(各調査会社)
タルローシュ氏がいずれも一歩リード

=経済・金融・産業=
・ 補助金支給の7人乗りマイカー、Daciaがトップ
・ パルコヴィチ革新技術相、米企業にR&D重要性訴える
・ リテール向け国債、人気続き累計2兆Ft近く販売

=小話交差点=

今週は、運転中のスマホ使用など取り締まり強化
警察によると、今週(16日~22日)は、運転中のスマートフォン使用などの路上取り締まりを強化します。
これは、欧州交通警察ネットワーク(TISPOL)によるキャンペーン ”Focus on the road”に、ハンガリーも参加するもの。 スマホ、ナビ、タブレットなどデバイス使用の危険性を周知徹底させることが目的です。運転中の自撮りももちろん禁止されています。
ハンガリー道路交通法では、運転中はハンズフリーセット通話のみ認められています。

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