今日の見出し(2019.09.26)

欧州議会・司法委員会は、ハンガリーからの欧州委員候補トローチャーニ氏が来週以降の議会委員会での本格的な公聴会に進むことを拒否。

これを持って、フォンデアライエン次期欧州委員長は、ただちに新たな候補者を探さなければならないということではありませんが、暗雲が立ち込めることに。

問題になったのは、トローチャーニ氏が所有していた法律事務所。利益相反にあたる懸念が持たれていました。

その他、ルーマニアからの候補についても拒否。その他24人については同委員会の審査をクリアしました。

ロシア・プーチン大統領のハンガリー訪問は、10月30日に決定。

政府は米ウェストバージニア州と経済協力協定を締結。訪米中のスィーヤールトー外相が同州知事と署名を交わしました。

ハンガリー政府が米国の州と個別にこのような協定を結ぶのは、オハイオ州、インディアナ州に続き3番目。

明日金曜は、ガソリンのみ2フォリント引き下げ。軽油は据え置きです。

その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。
ガソリン 391 Ft
軽油 417 Ft

価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差がありえます。

=内政・外交=
・欧州議会司法委員会、トローチャーニ欧州委員候補が議会公聴会に進むことを拒否
・プーチン大統領、10月30日にブダペスト訪問

=経済・金融・産業=
・政府、米ウェストバージニア州とも経済協力協定締結
外相は米企業トップらと懇談
・スイスEVメーカー、コマーロム市に進出
・政府、自家製パーリンカの再非課税化を目指す

=小話交差点=
給油所スキャンダル -ガソリンと軽油入れ間違え 数百台

ブダペスト市14区Füredi út(フレディ通り)のガソリンスタンドShellで先週末、貯蔵タンクにガソリン(95オクタン)と軽油を入れ間違えていたことが波紋を広げています。

Shell Hungaryは、下記の時間帯で、当該給油所で燃料を入れた客は、ウェブサイトを通じて顧客サービス窓口に連絡するよう呼び掛けています。(購入時のレシートの提出が求められていますが、なくても車両のナンバー、種類、色、給油のだいたいの時間を告げれば問題ないとのこと)

・9月20日7時~21日20時30分(ガソリンFuelSave 95)
・9月20日7時~22日17時40分(軽油FuelSave Diesel)

この時間帯に、給油した自動車は約1000台。ただし、Shell V-Powerについては間違いはなかったため、実際に被害に遭った車両数は実際にはそれより少ないとのこと。(給油量は合計3.3万リットル)

これまで350台は既に届け出ているものの、残りについてはまだ明らかになっていません。間違えた燃料のまま走行していると、エンジンアイドリング中に不安定になったり、途中で動かなくなったり危険なため、Shellは客に呼びかけをしています。

被害総額はまだわからないものの、エンジン内部の燃料噴射ノズルや燃料タンクの交換などに至れば、合計1億フォリントの台にものぼりうると報じられています。

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