今日の見出し(2020.10.26)

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国内 コロナ感染状況( 26日 )
《 》内は前日比

新規 2316
死亡 47

現在感染者 43,600
入院2602 《+153》うち呼吸器 233《+12》

検査陽性率23.14%
===

新規確認数は、週末に急増。
23日(2066人)、24日(1820人)、25日(3149人)でした。ムッレール主席医務官も本日の政府コロナ対策本部の記者会見で、「劇的な状況。残念だがハンガリーも、コロナ第2波の急増段階にある」としました。

検査数の増加も背景にはあるものの、検査陽性率は引き続き高いまま。26日の検査陽性率は23%超と、初めて20%を超しました。(ムッレール氏は、WHO世界保健機関のアドバイス5%は既に変更しており、ハンガリーはWHOプロトコールに則っており検査数が少ないことはないと主張。)

死者数も30人台、40人台が続きます。さらに入院患者数、そのうち人工呼吸器の装着者数も増加。

このような中、国内では新たな規制措置の導入是非が焦点になっていますが、ムッレール主席医務官は、現時点では、今の規制の順守で十分と説明。もっとも、マスク着用、手洗いなどこれまで以上の徹底を求めました。また、必要になれば追加措置の導入を排除するものではないとしました。

マスク着用については、23日から屋外の集会やスポーツ観戦でも義務になっています。(号外で配信済み)

欧州一部の国や都市では、屋外の広場でもマスク着用義務になっていますが、ムッレール医務官は、「屋外でソーシャルディスタンスが保てない所では着用を勧める」とのみ述べました。また秋休み中、こどもや学生らは、集団で会うことはやめるようにと勧告。さらに10月末・11月1日の死者の日、諸聖人の日におけるお墓参りでもなるべくマスク、ソーシャルディスタンスを保つようにアドバイスしました。

ムッレール氏によると、ハンガリーでも春に一度感染し回復、その後秋にまた感染し症状があるケースが確認されています。人数についでは言及なし。

カラーチョニ・ブダペスト市長によると、市の条例としてのマスク、またはマスクに準ずるものの着用義務は廃止すると言及。国法令の方が強いため。

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● 国会、コロナ隔離義務違反の罰金を3倍増にする政府案を採択 最高15万Ftに
● コロナ下水調査(第43週): 地方4都市で増大

=内政・外交=
● 演劇映画大学のデモには少なくとも数千人(1万人超とも)
● 政府、チェコに人口呼吸器150台供与

=経済・金融・産業=
● EU、ハンガリーに5.04億ユーロ融資を承認 (雇用維持SUREプログラム)
● 鎖橋改修工事で、トランパレンシー・インターナショナルが監視役に
● 国内売上高トップ10社 Magyar Suzukiは7位 (HVG調査)
● HIPA、地域の投資促進庁・最優秀賞に

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