今日の見出し(2020.11.26)

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国内 新型コロナ感染状況( 26日 )
《 》内は前日比

新規 6360 (感染累計192,047)
死亡115 (累計4229)
回復 5596 (累計49,616)

現在感染者 138,202
入院7537 《-181》うち呼吸器640《-16》

強制隔離 46,750《+5192》
検査数 18,301 (累計1,548,318)

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過去7日間

新規陽性確認:合計30,586人(平均4369人/日)
死者:合計757人(平均108.1人/日)

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新規感染者数は6000人台に急増。

政府コロナ対策本部はこれについて、26日の新規感染者数には、今月中旬に開始になったブダペスト市および周辺での健診バスによる検査、また病院職員を対象にした検査(いずれも抗原検査)での陽性者が含まれるからと説明。ただこれが、過去24時間の陽性判定者のみなのか、複数の日にまたがるデータなのかは不明。

本日発表の検査数は1.8万件と少なめ。これまでの対策本部に説明によると、検査数とはPCR検査のみ。この定義が引き続き同じならば、抗原検査は含まれていないことになります。そのため、本日の検査陽性率はあえて計算していませんのでご留意ください。

非政府系メディアや野党の間では、政府のデータ発表範囲が少なすぎる、または定義が不明確という不満が増大しています。

本日、グヤーシュ首相府相はオンライン記者会見で、貴社からの質問に答える形で、初めてICU治療患者数を明らかに。現在、961人と答えました。つまり、人工呼吸装着数よりも300人以上多いことを意味します。(オンライン記者会見と言っても質問は事前メール送付の形。政府や対策本部はその中から選んで回答するのみ。またその場の追加突っ込み質問はできない)

【 制限措置は維持 】
政府は昨日の閣議で、現在の制限措置を維持すると決定。グヤーシュ首相府相が本日の記者会見で発表しました。

大臣は、現時点で強化する方針はないとしながらも、今後、必要であれば追加措置を講じ、緩和が可能なら決定するとしました。次回の見直しは来週水曜(12月2日)の閣議の予定。

クリスマスには例年、多くの人が外国からも帰国し、同時に家族親族が集まる時期であることから、今後の措置が注目されています。(外出制限や店舗営業時間の規制、集会禁止などの措置は12月10日24時まで) グヤーシュ大臣は、今後についてはもう少し忍耐をもって待ってほしいと述べました。

【 ポーランド首相と会談 】
本日はポーランドのモラヴィエツキ首相がブダペストを訪問。オルバーン首相と会談します。EU次期中期予算(コロナ復興基金含む)への拒否や7条制裁回避で戦略をすり合わせると考えられます。

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● 郵便局では営業開始後1時間は高齢者優先

=内政・外交=
● ピンテール内務相、国内病院統括責任者に
● 政府、ゲッレールトの丘再開発に200億Ft配分決定

=経済・金融・産業=
● 中国系化学大手BorsodChem、122億Ft追加投資を発表
● 最低賃金交渉: 労組側は10%引き上げ要求、雇用者側は引き上げ可能性ゼロ
● 政府、国家モバイル決済制度を営業権式に変更する法案を提出
● トラックの週末走行制限、今週末から再開
● 自転車メーカーNeuzer、タイヤ自社生産のため追加投資
● ハンガリー製超音波式ダニ防除製品、英雑誌で受賞
● インド系農薬Kischemical、工場拡大

=経済指標=
● 人口動態(10月 速報) 出生数2.3%上昇、 死者数は15%も増加
● 固定資本投資 7―9月期 12%減少

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