今日の見出し(2018.10.17)

政府は、欧州議会が9月に対ハンガリー制裁手続き開始勧告を承認した際、採決規則に違反していたとし、欧州司法裁判所に提訴。トロ―チャーニ司法相が、記者会見で発表しました。欧州議会での「3分の2」の承認が有効か・無効かが焦点。

急進的右派Jobbikからはまた3人、離党。指導部がグリーン系LMPと急接近していることに意義を唱え、党内から改革を図ったものの、逆に同党の国会会派から除名となり、自らが離党することに。

8月に騒ぎとなっていたジェンダー学が大学の修士課程から排除に。官報で明らかに。

*現在、ブダペスト市1区王宮地域では、首相の執務室となる建物が全面修復中ですが、オルバーン首相は2019年1月1日に引っ越すとのこと。ロガーン官房長官も引っ越し。グヤーシュ首相府相が本日の記者会見で明らかに。一方、グヤーシュ氏と首相府スタッフは国会議事堂内に残ります。

経済では、観光分野の促進をはかる国の新たなスローガンは“WOW Hungary”に。GDPにおける観光収入の割合を現在の10%から2030年までに16%に引き上げるのが目標。首都ブダペストだけでなく地方に力を入れます。

欧州の新車乗用車販売(9月)は前年比23.5%減。8月の好調な販売の反動。(8月は、新WLTPテスト導入前の駆け込み需要があったため)

本日の配信 

=内政・外交=
・政府、欧州司法裁判所に異議申し立て  欧州議会の採択は無効と主張
・急進的右派Jobbikから3人離党
・ジェンダー学での学位、正式に廃止
・人材省、欧州人権裁判所に意義申し立てへ 教科書流通販売「独占」の判決で
・革新技術省: コルヴィヌス大学での学費免除は継続

=経済・金融・産業=
・国の観光促進スローガンは、“WOW Hungary ”
・EU新車乗用車登録台数: 9月は23.5%減  8月の反動
・WEF国際競争力ランキング: ハンガリーは48位

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