労組連合の代表者らは8日、ストライキ準備委員会の会合を開催。その後、残業上限引き上げの撤回など4点の要求からなる嘆願書を、首相府に提出しました。
そのうえで、まずは5日以内に政府側から労組との交渉担当責任者を指名するよう要請。それが満たされない場合は、ストを行っていくとのこと。
最大労組MaSzSzによると、1月19日の道路の片側車線封鎖には、組合員らが続々と参加を表明。これまでに国内140か所に。
ただし、労組連合の中には、こうした動きが全国的なゼネストに発展する可能性は低いという見方もあります。現行制度下では、ゼネストを組織すること自体が難しくなっているとしています。
本日の配信
=内政・外交=
・ 労組連合: 19日は最低140か所で道路部分封鎖へ
・ 全国的なゼネストへの発展見込みは低く
・ 野党陣営、ブダペスト市長候補者決定のプロセス開始
=経済・金融・産業=
・ ソンバトヘィ市、市営企業では残業上限引き上げ認めず
・ 18年のEU補助金、44億ユーロ
・ 国立銀行総裁のいとこのNHB銀行、地方支店を閉鎖
=経済指標=
・鉱工業生産 (11月) 前年比+4.0%(未調整値)、+3.5%(営業日調整値)
=小話交差点=
新官邸の「グンデル食堂」続報
日替わりセットは、850 Ft也
グンデルが営業する新官邸の食堂のお値段は、超リーズナブルなことが発覚しました。この水準は、ブダペスト市の一般レストランではもう少数派。特に新官邸のある観光名所の王宮地区では、皆無と言ってよいほどです。
週刊経済紙HVGが昨日、グンデルの営業について報じた後、首相府は早速オルバーン首相とグヤーシュ首相府相手が昼食をとっている姿とメニューの画像を公開。
それによると、スープは全3種300 Ft(約120円)。
日替わりセットメニューはAとBがあり、いずれも850 Ft(約340円)。
7日のメニューAは、「スモークハムと豆のスープ」に「キャベツパスタ」(füstös csülkös bableves és káposztás tészta)で、どちらも典型的なハンガリー料理。(後者は、その名の通り塩味のキャベツにパスタ。)
(*グンデルレストラン自体のメインメニューは6,000~16,500 Ft)
一方、民放テレビ局RTLが首相府からの情報を元に昨日報じたところ、グンデルは食堂と厨房で、官邸建物の管理会社に賃貸料254万Ft(月)を支払うことになっています。
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