19日の反政府デモは、「多くの場所で小規模なデモ」となりました。デモ集会や道路片側封鎖などが行われたのは国内約60か所。地方の主要都市のみならず、中規模の市でも行われました。それぞれ数百人の参加がありました。
一方、ブダペスト市での参加者は1000人超とされ、これまでよりも少人数となりました。
IMFは本日、最新の世界経済見通しを発表。世界全体の実質成長率は19年、20年は3.5％、3.6％を見込み、前回10月の予測からそれぞれ0.2ポイント、0.2ポイント下方修正しました。
ユーロ圏の見通しは19年が1.6％、20年が1.7％で、18年から減速します。本年については前回から0.3ポイント下方修正しました。（来年は据え置き）
日本は本年が1.1％、来年が0.5％で、それぞれ0.2ポイントずつの上方修正となりました。
今回の発表では、ハンガリーに関する個別見通しは含まれていません。
Audiハンガリーに関しては、先週金曜に労組が警告ストを行って以来、新たな動きは報じられていません。一方で、ドイツ最大の金属産業労組IGメタルが連帯を示す声明を発表。
今週水曜は、軽油価格のみ値上がりの見込み。平均小売価格は以下になります。
◎ ガソリン（95オクタン）⇒ 345 Ft （据え置き）
◎ 軽油 ⇒ 385 Ft ( 2 Ft値上がり )
ハンガリー石油ガス会社は毎週水・金に卸売り価格を改定しています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大 50 Ftの違いがあります。
本日の配信
＝内政・外交＝
・デモ、開催場所は増えるが規模は小さく
・ブダペスト市長選、現職タルロ―シュ氏が優勢
野党ではカラーチョニ氏が勝算高く
・政権と緊密だったアンディ・ヴァイナ氏死去
カジノやTV２など約40社経営
＝経済・金融・産業＝
・ドイツ最大労組IGメタル、Audi労働者の警告ストを支持
・国内ガス備蓄レベル、冬越しに十分
・国内高級車市場 －Mercedes、BMWは増加、Audiは減少
・任意自動車保険料、2桁台上昇見込み
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